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当事者になる ⑥施設から声がかかる

4月1日の朝、相手が誰か分からない電話が私のスマホに着信しました。
会社の新しい期の始まり=前年度の決算開始で、私はその着信を無視。
用があったらまたかけてくるだろう、と判断してそのままにしました。
4月の第一週土曜日は休日出勤もし、へろへろになりながら。
ちょっとその電話が気にかかっていたら、、プライベートのメルアドに
伯母が待機待ちをしている施設の方からのメールが届いていました。
「お部屋の用意が出来ますが、伯母さまは入居の意思はありますか?」
慌てた私、さっそく伯母に電話します。
「伯母ちゃん、あの施設からお部屋が用意出来る、って連絡がきた
 けど、そのまま話を進めていいかしら。」
「お願いするわ。」即答でした。

次の日に施設のHさんに連絡しました。そうスマホの着信はHさん
だったのでした。
「電話に気づかなくてメールいただき申し訳ありません。。」と
平謝りつつ、伯母には入居の意思を確認したこと、手続き開始
から実際に入居するまでどれくらいの時間の猶予があるのか
と伺います。
「実際に入居されるお部屋を案内出来ますので、4月中に一度
来ていただけますか。そのうえでお話しましょう。」
うう、、決算。月末にならないともう無理!
そして月末までに私はすでに会社で有休を3日消化する予定で
伯母に関する所用をこなすつもりでした。
無理を言い、ゴールデンウィークさなかに約束を取り付けます。

月末の二度目の施設見学を前に
・不動産会社のTさんに伯母宅に来てもらい、説明をしてもらう
・着物等の不要品の買取
・骨董品(←やはりありました、、)の鑑定と買取
とやることは満載で、施設に無理を言わないと所用がこなせ
無かったのです。
そして、私も粛々と会社では仕事をし、帰宅後と土日に伯母
のことを進めていく日が続いていきます。

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