個々のスキルで日々を生き抜くフリーランス達がチームを組んで、小さな離島を活性化!?なになにそのプロジェクト、イラストレーターの僕も仲間に入れて〜!!
既成概念に囚われない新しい働き方を求めたり、自分のパフォーマンスを最大限に活かすためだったり、好きなことだけやってたいんじゃボケ〜だったり、理由は様々あれど、己のスキルを武器に日々をサバイバルするフリーランサー達。
時には、「フリーランスは信用が…」なんて言葉と共に発注先から除外されてはむせび泣き、はたまた個人の力ではキャパオーバーするからと大きな案件から辞退するなんてこともしばしば。
生き抜くために何を求め何を捨て何を得るのか…
そんな孤高の開拓者達が、もしも、チームを組んで力を合わせたなら!?
ある日受け取った一通のメールには、そんな実験的計画への案内がしたためられていた。
【プロジェクトの対象とテーマ】
九州は福岡、博多湾にある3.95平方キロメートル・人口700人未満の小さな離島「能古島(のこのしま)」。
コロナの影響もあり近年訪れる人が減少傾向にあるこの離島を、福岡市とのパートナーシップの元、様々なスキルや感性を持つフリーランスがチームを組むことで島の魅力を再発掘し、観光客を呼ぶ取り組みを実行する。
そのプロセスと結果をレポートにまとめ「地方創生の新しいロールモデル」となることを目指す実証実験。
【応募した動機、個性×個性ってアレじゃん!】
2012年3月にフリーランスとして屋号を掲げてから丁度10年を迎えた今年、もちろん順風満帆とばかりではなかったものの、素敵なクライアントとの縁にも恵まれ、周囲の助けをいただきながらようやくここまでやってこれました。
しかし広告業界に主軸を置いていた私にとってもコロナの影は暗く大きく、生き残りとさらなる一歩を踏み出すためにも、新しいことにチャレンジし、自分の世界や価値観を広げたいと考えていたタイミングでした。
フリーランスでチームを組む!?
それも福岡市のバックアップ企画で!!
私の偏ったイメージによりますが、フリーランスには個々に突出したスキルを持っている方、自分の得意に貪欲な方が多く、見るからに変わり者な方もいれば、一見普通に見えて自称も普通だけどもちゃんと変わり者といった方が少なくない。
そんなスペシャルな個性を集めてチームを組むって、
それってもうあのアレ、そう、アベンジャーズ‼︎
当然初めてのことに飛び込んで行くのは一方で勇気もいることでしたが、
福岡におよそ20年在住している私にとっては耳慣れた離島、能古島が対象だということと、プロジェクトの根源的な理念「自分の得意なことを活かして社会貢献する」に強く共感し、新しい仲間や繋がりの中で自分の働き方や世界を広げたいと願いました。
【私のこのスキルで貢献したい!】
イラスト!
●かわいい●おもしろい●ほのぼの●かっこいい●シンプル●厚塗り
●シュール●ナンセンスなどなど、
いろんなタッチ、いろんな世界観を描き分けます。
特にシンプルでユーモアのあるタッチが得意です。
【イラストレーター・オブ・ザ・イヤー3年連続入賞】
2017年「優秀イラストレーター賞」受賞
2018年「最優秀広告イラスト賞」受賞
2019年「優秀イラストレーター賞」受賞その他!
ポスターやチラシ、パンフレットやリーフレットなどのグラフィックデザインやコピーライターとしての経験も長く、また、Webアニメーション広告などの実績もあります。
状況や文脈を読み取り、ボケたり突っ込んだり解説したりと、
考えながら描くイラスト、物語性やネタを仕込むイラストなどには多くの仕事を通じて特に高い評価をいただいてきました。
写真だけでは伝えきれないこと、文字にすると何十文字も費やさねばならないことも一眼で伝える力がイラストにはあります。
自分の持つイラストの力を使ってこのプロジェクトに関わっていければと思います。
Instagramでは、その他様々なタッチのイラストをアップしていますので、
ぜひご覧ください。
【期間はおよそ6ヶ月、全体の流れと自身の関わり方】
今回の実証実験を行うチームには「リーダー」と「メンバー」が存在します。まずは現地視察を行ったリーダー陣が、6月下旬〜7月初旬にかけて福岡市や能古島の自治会の方々との協議をしつつ全体の方向性を定め、そこから12月までのおよそ半年間で各メンバーが各々のスキルを互いに重ね合わせながら具体的にプロジェクトを実行していく流れ。
私は「メンバー」としての参加になります。
特に島で暮らす人々を蔑ろにしないよう、能古島の方々の声は大切にしようとの揺るぎない共通認識を全員が持っています。
具体的な活動のため内部でさらに以下のチームが編成される予定です。
WEB制作チーム
コンテンツ制作チーム
イベント企画・運営チーム
マーケティング・プロモーションチーム
観光プラン開発チーム
事業計画チーム
…and more
イラストレーターとして「コンテンツ制作チーム」に入るのは当然として、もう一つ「イベント企画・運営」にも加わってみようかと考えています。
理由は2つ、一つはプロジェクトの成果を測定する方法として、イベントはその成果を分かりやすく可視化しやすいこと。
もう一つは、イベントを通じてチームの仲間や島で暮らす方々とのコミュニケーションを深め、達成感や、単純にわちゃわちゃ〜と楽しく盛り上がれる機会が持てるのではないかと思って。
やっぱり楽しみたい!ってのは最も重要なモチベーションの一つだと考えているので。
【現時点での能古島の個人的イメージ】
観光地としては存在感がもっと欲しい。
故郷の広島から就職を機に福岡で暮らし始めておよそ20年。福岡は暮らしやすくてとても気に入ってはいますが、例えば地元から友人が遊びに来る時など、どこに連れて行ってあげたらいいのか意外と思いつきません。
もちろん求めている好みにもよりますし私の知見不足も否めませんが、結局少し足を運んで大分や熊本などの景勝地へドライブ&温泉といったコースが間違いない、ということにこれまで落ち着いてきました。
また子供が未就学及び小学校低学年の頃は、とにかく週末にどこか近郊で出かける場所がないかを毎週探し回っていましたが、ついぞ能古島には行かず仕舞いで子供達もある程度成長してしまいました。
今回のプロジェクトを機に周囲にも聞いてみましたが、知名度の割には実際に能古島まで足を運んでいるorリピートしている人が少ない印象で、身近なリゾートとしてもっと選択肢に上がる必要があるというのが率直な印象です。
福岡県内での観光地があまり思いつかないということは、逆手に取れば直ぐに県内選択肢の上位に上がるチャンスがあるとも言えそうなので、素敵WEBサイトの構築やインフルエンサーを活用した情報の発信、それと同時に新たな魅力の創出に取り組んでいけたらなぁ〜って、まぁここはまだ抽象的なんですが。
【キックオフ直後の現時点で考えていること】
全体への絡み方はリーダー陣からの指針発表後に具体的に考えていくとして、ここではそれとは別に私個人の目標を設定していきたい。
もちろん今後内容の変更や更新がされていく可能性は十分あり得ます。
キャラクターをたくさん作りたい
私はイラストレーターなので自分のスキルを活かすとすれば、まずはやはりオリジナルのキャラクターを作って発信できれば嬉しい。
一体のかわいいゆるキャラもいいけど、並列に扱う多数のキャラクターで一つの世界観を作るのも面白いかなと。
一体にせよ複数体にせよ、首尾よく全体のプロジェクトに絡めていければそれで良し、そうでなくても個人の活動として作ったキャラクターはSNSで発信していこう。月に1回は島で宿泊ワーケーション
月に最低1回は島で宿泊を伴うワーケーションをし、その様子をイラスト付きで楽しく優雅にSNSで発信する。ワーケーションの度に最低2体以上のキャラクターをこの世界の片隅に生み出す。肩の力を抜いて脱力弛緩でチャレンジ・発信していく
表面的に砕けた雰囲気を出そうとしてるつもりで、その実すぐに気負ってゾックゾクする程カッチカチになる私。
こんな発信つまんないかな?とか、爪痕残すぞーとか、あまり考えすぎないで、自分にとっての「実験」というスタンスを楽しむ。
(ってかこれを目標設定に掲げている時点で既にバッキバキ。)
そして全く関係ないけど私は痩せる!
【実験の測定方法】
イベントの企画・運営に関しては、実現すれば来場者数や売上、アンケートやハッシュタグ付きの投稿の集計などで数値化したデータも取りやすい。
そこから見えてくる要素を読み取って、これからの能古島のための参考としてまとめる。
自身の発信に関しては、少ないフォロワー数なりに「いいね!」数やアナリティクス(?)を解る範囲でチェックしつつ、自分なりに良かった点と反省点を総括していこうかと思います。
全体として何ができるのか、個人としてどこまで関われるのか未知数な部分も多いですが、これから半年間、よろしくお願いいたします!