『お探し物は図書室まで』発売中です
今さらの記事になってしまいましたが、新刊『お探し物は図書室まで』発売中です。
本当にすばらしいカバーに仕上げていただきました。
裏には座り猫。
帯に書店員さんたちの嬉しいコメントを掲載させていただいております。
背表紙のラベル(のデザイン)も、それはもう素敵なのです!
作品イメージをモチーフにしたPR用のお絵かき。
息子(高2)に教えてもらって、アイビスペイントXを使いました。ど素人感丸出しのイラストですが、そこは味ということで……。
探し物を手伝ってくれる(かもしれない)羊とキジトラ猫、彼らを「お探し隊」と命名。
小説の中に羊そのものが出てくるわけではないのですが、ちょいちょいと顔をのぞかせるのでメインのキャラクターにしました。「羊毛フェルト」だったり、2章の諒くんのスプーンだったり……あともう一か所、羊がいます。よろしければ本作で探してみてください。
なかなかリアルで読者さんとお会いできないので、お探し隊が私のかわりにいろんな形でお目にかかれるといいなあと思います。
上記はポプラ社さんが作ってくださった「お探し物が見つかる(かもしれない)カード」。機会を見つけて活用できればと思っています。
ありがたいことに刊行前にポプラ社さんがプロモーションに全力を注いでくださったので、この1ヵ月ほどは私自身が動くことも多く、普段出不精ゆえちょっとおかしな感じであたふたしていました。
外してテーブルに置いておいた腕時計がないと大騒ぎした末、はっと気づけば自分の腕にはまっていたということも……。編集三枝さんをはじめ、ポプラ社の皆さんが温かくサポートしてくださって、本当に心強かったです。
発売から2週間たって、ようやく気持ちが少し落ち着いてきました。
こんなテーマで小説を書いておきながら、「それで結局、私の『探し物』はなんだろう」と思っています。案外、はめているのに見当たらないと騒いでいる腕時計のように、キョロキョロと探しながらもうすでに持っているのかもしれません。
『お探し物は図書室まで』(ポプラ社刊)
どうぞよろしくお願いいたします!