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免疫力をつけよう!

免疫は体の防衛軍!

空気中にはたくさんのウィルス、細菌、カビ、がただよっていて、我々の体の中に侵入してきます。にもかかわらず、病気にならないのは、免疫という防御システムが機能しているからです。

また、一度「はしか」や「おたふく風邪」などの感染症にかかった人は同じ感染症にはかからなくなります。これも免疫の働きによるものです。

免疫は全身をパトロール!

私たちは血液やリンパ液に含まれる「免疫細胞」によって維持されています。病原菌は体内のいたる所から侵入してきます。そのため免疫細胞は血液やリンパ液の流れに乗って全身をくまなく循環し、万が一侵入したときには即座に駆けつけます。

よく風邪をひいて喉が腫れるとか、リンパ節が腫れるといいますが、それは戦っている証拠です。病原菌が体内に侵入しやすい場所です。そのため腸には全身の約60〜70%にあたる免疫細胞がありますあり、異物の排除に励んでいます。

高齢者は加齢に伴い、免疫細胞が低下したり新しく作られた免疫細胞の機能が低下したりするため、免疫力が落ちます。年を重ねると風邪をひきやすくなるのもこの加齢による免疫機能の低下が原因とされています。

また、強いストレスは自律神経のバランスを崩し、免疫力の低下につながるといわれています。睡眠時間も同様に免疫力低下につながる原因とされています。7時間未満の睡眠時間の人は、8時間以上の人に比べて約3倍風邪にかかりやすいという結果が出ています。睡眠は免疫力低下に関係しているしているそうです。他にも健康な方の免疫力が低下する理由として食生活の偏りや生活時間の乱れ、疲労、運動不足、喫煙、ストレス、過度の飲酒が挙げられています。

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免疫は強くても弱くてもダメ!

免疫は自分の細胞以外は異物と認識し、攻撃します。例えば、ホコリやカビの多い環境にいると、免疫細胞が刺激されて過剰な反応が引き起こされます。その結果、微量のホコリに対しても過剰反応をしたりします。これをアレルギー反応といいます。今アレルギーがないとしても、刺激され続けるとアレルギーを起こす可能性は十分にあります。

また、免疫が低下すると、風邪を引きやすくなったり、がん細胞が増殖しやすくなったりします。

免疫と体温の関係

私たちは風邪を引くと熱がでますが、体が体温を上げて病原菌に対抗しているのです。
私たちの体は体温が36.5〜37℃くらいが最も機能が高まるようにできています。体温が1℃下がると免疫は30%低下するといわれています。
1日の中でも早朝が最も低く、夕方が最も高くなります。それに伴って免疫力の変化します。

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