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震災を経験して今思うこと。

元旦からまた辛いニュースの連続。
新しい年の始まりになんて事をしてくれるんだと、向けるところのない悔しさ。哀しさ。

私事ですが、震災のニュースを目にする度に、あの日を思い出す。
東日本大震災。
もうすぐ13年を迎えますが、あの日は鮮明に記憶しています。

まさかこんな事が自分の身に起こるなんて、想像せず生きていた。
まだ1歳半の娘と2人で逃げ、避難所で過ごした日々…
その傍ら、自衛官である夫の心配。
そして、一瞬にして変わってしまった風景、住まいも車もいつもある当たり前のものが、一瞬にしてなくなった。

本当に辛いと言うとより、ただただ暗い日々でした。
誰とも連絡が取れず、スマホも使えなくなり、
娘と2人でどうなるんだろうって真っ暗闇。
お腹がすいたと泣く娘。
変わった雰囲気に眠れずぐずる娘。

真っ暗闇な教室で、大勢の人が身を寄せ合う。
発する言葉もない。真っ暗で静かで寒い夜。
追い討ちのような余震の連続。
こんなに恐ろしいものがあったのかと、
余震の度にガタガタ震えた。


誰のせいでもないけれど、
一瞬にして大切なものを奪われる辛さははかりしれません。
ぶつけるとこさえありません。


適当な事言ってんじゃないよ、根性論かよと言われてしまうかもしれませんが、
私は最後は 何より
      何がなんでも生き抜くという強い気持ち
に救われたと思います。

あの時、日が経つにつれ、こんなあっという間に世界が変わってしまう事が、虚しく、悔しくなりました。
あの時を振り返っても、何よりこの気持ちが湧き上がったからこそ、前を向けたと思います。

やっぱり 生きてる事 って、
こんな偉大なんだと、あの時改めて思いました。

私も震災後しばらく食事もままならず、気力もなく過ごし、気持ちを立て直すのに時間が必要な日々がありました。

まだまだ暗く辛い日々が続き、前なんて向くことすら考えられないと思います。
必ずまた明るい気持ちで、前を向ける日は訪れます。

ですので、
どうか希望は失わずにいて頂きたい
と思います。

そして、こういう時こそ、普段地域を回っている訪問看護師さんや、訪問診療医、ヘルパーさんの役割がとても重要な役割を持つと思います。
現在も利用者さんの安否を確認されたり、実際に訪問されて、動いている方がいると思います。

その方も家族や大切な人がおり、ご自身も大変つらい思いをされていると思います。
もちろんですが、まずは、ご自身や御家族の身を大切にして頂きたいと思います。

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私が被災した時にも、本当に多くの皆様に助けられたという思いと、感謝しかありません。
自衛隊や消防、警察の方々も、そういう仕事とはいえ、とてもつらく大変な任務だと思います。
日本はとても、震災の多い国です。
備えることももちろんですが、
いさど言う時、自分たちで考え行動する事も大切でした。
避難所ではみんなで、助けあって過ごしていた事を思い出します。
少しずつ、自分たちで状況を切り開こうという気持ちが生まれたのだと思います。
普段は全く関わらない者同士でも、声をかけて助け合う事で、大きな力・支えとなりました。
               
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同じ日本で
何も変わらない日々を過ごす人と、
大きく変わってしまった日々を過ごす人。
一体なんなのだろう。

自然の力を前に人は無力です。

時間薬というように、
時間しか解決できないこともあるかもしれません。

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ニュースを見ていて、
数日  昔の事を思い出し、
書きました。

いつもですが、
まとまらずの文章でした…

今日もまた、
私にもできる事を考え協力・行動しながら、
自分に与えられた日常を、まずはしっかり生きていかなきゃなと、改めて思いました⟡.·*.
               
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震災に合われた方々に改めてお見舞いを申し上げると共に、1日も早く明るく心穏やかな日常が戻る事を願います❁*。


さ、今日も1日頑張ります!














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