道端と私のあれこれ ー small alley cafe店長:三浦夏海

こんにちは!
ミチバタキッズが開催されるBUTTERのお隣にあるカフェ、small alley cafe店長の三浦です。

先日フジワラさんに、ミチバタキッズの準備室noteに何か寄稿していただけませんかと声をかけてもらいまして、意気揚々と連載する気で文章を書いて提出したのですが、とりあえず1回とのことだったようで。笑

"道端と私のあれこれ Vol.0" だなんてタイトルにつけちゃって連載する気満々だったし、文末なんて"お付き合いのほど宜しくお願い致します!"なんて言ってしまっていて、恥ずかしさのあまりしばらく書き直すことができませんでした。(フジワラさん遅くなってしまってほんとごめんなさい!)

そんなわけで何を書こうか悩みましたが、今回は路上ライブのお話をしたいと思います。

路上ライブ。
みなさん人生に一度は足を止めたことがあるんじゃないかなと思うのですが、わたしは結構好きで、聴き入ってしまった時にはしっかり投げ銭して帰ったりもします。

予期せぬ出会いというか、その瞬間そこを通る選択をしていなければ、絶対出会うことはなくて、さらにその方達の音楽が自分の好きな音楽だったとしたら、、、それはすごく奇跡に近いと思うのです。

2年ほど前、一人でクロアチア旅行をしていて、1番の目的地だったドゥブロヴニクからバスで5時間のスプリトという街に訪れた時の話です。
スプリトは思っていたよりもすごく都会で、東京でもよく見るハイブランドのお店だったり観光地によくある感じのお土産屋さんが多く、現地の人たちもなんだか観光客にはあまり関心が無さそうな感じがしていました。
孤独感が徐々に身体に染みてくるのを感じながら歩いていた時、急に道の先から音楽が聴こえてきたので近寄ってみると、二人組の男の人がギターとカホンで路上ライブをしていたのです。
そのまま足を止めて聴いていたところ初めて聴く曲で、お兄さんの通る声とカントリーチックでアップテンポなリズムに少しずつ身体を温められていき、鳥肌が何度も立つくらいいつの間にか聴き入っていて、この瞬間にここにいてよかったと涙が出そうになりました。

そのお兄さんたちはその後2曲くらい演奏して、最後にまたその曲を演奏してライブを終えたので、ありったけの小銭を彼らに渡して、にやにやしながら宿まで帰ったのでした。

何気なく歩いていて出会う音楽には、5割り増しくらいで人を感動させる力がある気がする.....
ミチバタキッズも、たまたまそこを通ったという人にこそ、耳を傾けて楽しんでもらえたらいいなと思ったりします。
今は難しいかもしれないけど、海外から日本に旅行をしにきて、たまたまミチバタキッズを開催していた時に前を通って、ふと耳を傾けたらすごく素敵だった...!という思い出が海外の人に多く生まれてくれたら、すごく嬉しいなあ。


そんな感じで、わたしと路上ライブの思い出の話はこの辺りにしておきます。
色んな人の路上ライブの思い出話を聞いてみたいな、と書きながら思ったので、ミチバタキッズにいらしてくれた際には、ぜひ私を呼び止めてお話を聞かせて下さい!
ワクワクするだろうなあ、、、


それでは~~~!

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