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2021.11.8「ByeBye-売国」水道民営化を考える 〜市民の市民による市民のための学習会〜

「水道民営化を考える ~市民の市民による市民のための学習会~」

本日、『市民交流スペース・カエルハウス』にていま話題の水道民営化について考える勉強会を行いました。


当日の写真。カエルハウスにお越しくださったのはこの人数でしたが、Zoomでは宮城、浜松など、多くの方に参加いただきました

https://youtube.com/watch?v=Ldr6Vgv7NrY&feature=shares

宮城県議会六月議会にて水道運営権売却議案が可決され、恐らくこの11月には厚労省からの認可も下り、来年四月にはスタートする #みやぎ型管理運営方式 、#宮城県水道民営化。


当日の会場の様子

実はこの宮城県の水道民営化は、数年前から政府が暖めていた構想でした。
日本では水道民営化と言われても、まだまだピンと来ない人が多いかもしれませんが、世界では1980年代から水道民営化が始まっていました。

フランス、イギリス、アメリカなどの先進国から、アルゼンチンやボリビア、マレーシアやインドネシア…
様々な国々が水道民営化され、そして再公営化されている、というのは有名な話です。

そもそも日本での水道民営化とは、水道民営化を可能とする法整備を元に行われました。
その可能とする法律とはPFI法(公共施設の民営化)。
そして、そのPFI法から派生したのが悪名高き「コンセッション方式」。
施設の所有権を公共が所有し、運営権を民間事業者に設定する方式。
このコンセッション方式が、「民間企業丸儲け」となり、水道利用者の市民を無視し、民間にだけ利益をもたらす大きな問題となるやり方なのです。

そのPFIやコンセッション、世界各地の水道民営化事情、宮城での水道民営化、宮城での市民運動、浜松での水道民営化の動き、浜松での市民運動、そしてこれから日本全国で推し進められるであろう水道民営化の状況をザクっとご説明しました。

国連での「水は人権」宣言、国会で改正水道法が可決した際の附帯決議などなど、二時間ではとても収まりきれない内容が盛り沢山でした。

オンラインでも多くの方が参加してくださり、PARC共同代表の内田聖子さん、命の水を守る市民ネットワークみやぎ共同代表の佐久間敬子さんからも一言ずつメッセージも頂戴し、贅沢な時間、そして有意義な勉強会でした。

そして最後に小金井市議の片山さんと自分が何気なく交わした会話、「やっぱり最終的には市民が市民の力で市民の運動でこのような事は止めるしかないですよね」「そうよ、それしかないよ」と最後に交わしたこの言葉が自分的には特に印象的でした。

宮城の皆さんと、浜松の皆さんと、そして全国の皆さんとまだまだ繋がり、「水道民営化ストップ!!」この運動を広げていきましょう😆

今日はカエルハウスにお越しくださった方、そして大勢の方がzoomに参加してくれました。
本当にありがとうございました!


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