Typing 30|May,20,2022

2022年5月20日(金) 6:09 am 天気:曇り

おは

今日もここに戻ってきたよ

ねむ

今日は眠い

そしてまた手に任せてわたしはどこに行くんだろうね

さあ~まったくわからない

よろしくね
俺の手

今日はどうなるんだろうね

スタートはどうやっていつも決まっているんだろうか?

どこをスタートにしてもいけるのではないかと思うが
目を閉じてみるかい?
閉じなくても浮かんでくる情景
情景なんて言葉は普段使わないのにここにタイピングしている

――
わたしはいつの間にかMac Book proにすいこまれていた
わたしはいったりきたりときに消えたり
そして形も流線から直線に変わったりして
ぐるぐる回っている
そしてその中でわたしは急に立ち上がったり
かと思えば急に崩れたり
輪郭がぼやけていったり
そしてわたしは急にその道を歩いていた
地平線は広いにもかかわらず
その周りには巨大ビルが立ち並んでいて
そこは銀座でたくさんの人々が歩いている
わたしは次から次へと通り過ぎる人に
目を奪われている
そしてしばらく歩いていると
そこに一人の少年、いや老婆?
そのどちらかが判断できない人がそこに座っていて
わたしは話しかける
いや話しかけようとして
背後からわたしはその人物の肩を叩こうとした
肩に触れる前に
その人物はわたしのほうを振り返り
恐ろしい顔つきでわたしの顔面を飲み込んでいった
飲み込まれた場所は意外にも広い空間で
まったく苦しさや恐怖はなかった
縦にも横にも
幅は広く
わたしはその空間に浮いていた
そしてわたしは浮きながらも
なぜか飛び跳ねたくなっていた
しかしどうやって飛べばいいかわからないので
軽く飛び跳ねている想像をしてみた
すると
わたしの身体は次第に飛び跳ねる動作を始め
わたしは笑顔になる
そしてそのまま思いっきり飛んでみると
とても速いスピードで真っ白い光の中に突入していった
その中を顔から真っ向に受け
進んでいく
その光の中では無数の文字
いや、数字か?
で埋め尽くされていて
それがわたしの周りを次々に通過していく
わたしの身体も突き抜けていく
次第に声まで聞こえてきて
その声も大勢の人々がその数字や文字を話している
ランダムに
その声の大きさに圧倒されて
気づいたらわたしはその声自体になっていた
細かく揺れたりそして大幅に揺れたりしながら
わたしはもう自分がどこにいるのかがまったくわからない
気づいたら
そこは緑に包まれた山々がそびえ立っていて
わたしはそこをゆっくりと歩いていた
いつの間にか服をきていたわたしは手を繋いで歩いている
その手はあたたかく
わたしは安心した気持ちになっていた
そして木でできた橋の上を渡っていき
そのしたは深い谷になっていたが
不思議と恐怖感はなくわたしたちはそのまま歩いていった
すると目の前には大きな滝が現れて
その水飛沫や冷気が離れていてもわたしの体で感じるほどだ
その滝の近くまで辿り着き
そして滝の上を見た
その瞬間に水に包まれて
わたしはその中でもみくしゃにされていった

――――

ここで集中力が途切れたね!
コーヒー飲みたくなった

例えば
14歳のときの俺のときの感覚を思い出して
そのまま書いてみる
これ別に着火剤がその設定ってだけで
そこからはいくらでも展開してよくて
別に事実を書くってわけじゃない
そのとき見えた風景を書いていけばいいんだよ
小説的なのかなんなのか
まだそこまでわからない
自分はど素人
それを忘れない
急に自惚れないようにな
下手なことは大前提なんだ

いや
しかし
なぜこれをやると安堵感があるんだろうね

安堵感てなんだろう

朝のコーヒーを飲むことは安堵感である

これもまた皆、ひとりひとり言葉の定義が違うんだと思う
置き換えるとわかりやすいんじゃないか

死にたいではなくて、わたしはお金がない

だけだったりするしな
そうそう

そういう感じで
言葉の使い方で 
捉え方
表現の仕方によって
苦しんでいるんだと思う

なぜなら
言葉は世界をつくるから

みんなそれぞれ言葉の破壊と創造
を無数に繰り返している
回数は多すぎて数えられないくらい

だから
だれもが創造的
クリエイターなんだよね
そういう意味では

ちょっと寒いから
ストーブつけるね

さてまた戻ってきたよ

そうなんだよね
言葉の再定義なんだとおもう

写そうとすると
手の動きが遅くなる
記憶と呼ばれるものを
そのまま写せないのに打つそうとすると
手の動きが遅くなる
それは理性が入ってくるからだと思う

絵を描くときとにてるかな
多分
写真を見て風景画を描くとき
手の動きは遅くなるし
あと
感覚としては
あたまのあたりが疲れてくる
固くなってくる
緊張してくる感じなのかな
があるよね
柔らかくない
息も詰まってくるから

そうなんだよね

そうか
ナオが言ってた

黒い長い髪の女性 赤い服を着て あかちゃんを抱いて
優しそうにミチくんを見ているよ
「もう大丈夫。許してるから自分を責めないで大丈夫だよ」
って言ってる

って、ナオが言ってたけど
その感覚 
ナオと一緒ではないけど
わかるような
感覚がしてる
俺は同じじゃないけど
なんか
手に任せて
詩のような
短編を書いているとき
なおが見えていたような次元に手はアクセスしているんじゃないかと
今ふと思った
ていうのも
昨日か一昨日
俺 
黒くて髪の長い女性のことかいてて
その人が怖い感覚じゃなかったっていうのを書いてたんだよね
そのとき
ナオの言ってたことを意識して書いてたわけじゃない
もしかしたら
その記憶と結びついたのかもしれないが
度々
黒い髪の女性がでてくる感じがする
不思議だね
面白い
手さん
あなたは一体どういう存在なのでしょう?
声が聞こえてきそうで聞こえてこない

そういう言葉をわたしは書いているのだ
わたしと言っているのが手かもしれないしそうでないかもしれない
それすらもわからなくて

そうなんだよね

さ、旅に行こうか

チャイの香りが鼻を通り抜け
目を包み込み
わたしはチャイそのものに気づいたらなっている

一度頭を通り抜け
身体の外へ出ていったかと思えば
次の瞬間にわたしはもう身体に戻ってきて
そしてそのチャイを手に取り口に運ぶ
そしてわたしは舌に厚さを感じながら
体内にチャイを流し込んでいき
今度はわたしは喉を通過し
気づいたらわたしはチャイにまたなり
体内にダイブしていく
そこは暗闇のように感じているが
本当に暗闇なのかわからない
通り抜ける間そこはさまざまな香りが
わたしと混ざり合っていきそして通り抜けていった
そしてわたしは
広い空間にたどりつき
温泉の中に浸かっていた
その温泉は床がなく
わたしは顔だけだし
そのお湯のなかで浮かんでいた
裸のわたしの胸は少し揺れている
気づいたらわたしは女性の身体をしていて
男だと思っていたわたしは
とまどいながらもそのお湯の心地よさを味わっていた
髪がお湯のなかで泳いでいる
遠くへ行きたそうだがわたしの体がそれを阻み
でもわたしの頭を引っ張るでもなく
その境界線のなかで髪は泳いで遊んでいた
その光景をしばらく眺めていた
とても静かな空間で不思議と安心しているわたしは
ここにずっといてもいいなと感じていた
すると一匹のカラスがわたしの右耳のよこに飛んできた
水の上に立ったそのカラスはきょろきょろしながらも
そこで佇んでいた
すると左のほうから二羽の小鳥が飛んできて
またわたしの耳の横に座り
二人で楽しそうに会話をしている
正面からクマが歩いてきた
そのクマはなぜか二足歩行で水の上を歩きわたしに向かって歩いてくる
なぜかまたわたしは恐怖感はなくそのままクマがやってくるのを見ていた
するとクマはどんどん巨大になっていきもはや頭上はるかとおいところまでおおきくなってしまい
もはやクマかもわからない
気づいたらそのクマは茶色い道になっていて
わたしはその道を歩いていった
歩いているというか天上に向かって垂直にあるいていた
わたしはどうやら空に向かう道を歩いているらしい
垂直に歩いているのに
なぜか重力を感じない
空に向かって歩いているのに地上に落ちていかない
その感覚を楽しみながらわたしは歩き続けていった
どこにいくのかはまったくわからないし
わたしは女性の体で裸のまま歩いている
風が吹き
わたしの頭をなびかせる
薔薇の香りが鼻を通りぬけ
目を閉じる
そして目を開けると
そこにはいろいろな花が咲いたり
次の瞬間には消えたり
溶けたり
急に伸びたり
輪郭がぼやけたり
しながら
花が色自体になっていき
その空間は色が常に変化していて
何色かも説明ができない色になっていった
そしてその色の壁に囲まれた道を歩いている
そこに生物はほかにはいないが
わたしは前に向かって歩いている
どこにいくんだろうね

――
今日は集中力ないけど
それはそれで終わらせとけばいい
しがみつかない
そういう日もあるってだけさ

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