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パリでの盗難被害も未来に結びつける

こんにちは^_^
香月美智子です。
外資系金融企業でのエグゼクティブ・セクレタリーの日々をお伝えしております。


なんでも見に行きたくなる
なんでも経験したくなる

私が担当してきた外国人エグゼクティブ達に共通していた特徴でした。全てを仕事、人生に結びつけ、好転させていくのです。

彼らのサポート役の私も、規格外の彼らの予定を手配することで、あらゆる経験がより良い仕事に繋がると考えられるようになりました。


昨年12月、私は転職の合間の休みを利用し、2週間ほどパリとロンドンを訪れていました。

そのパリで人生で初めて盗難被害 (置き引き) に遭ってしまいました。

オペラ座近くにある、内装の美しいスターバックスで、バッグごと盗まれてしまったのです。

後から思えば、あの人たちだ、、と犯人が思い起こされたので、悔しさと共に、手が震えました。

海外慣れしている筈なのに、、、私もすっかり平和ボケしてしまったな、と、相当のショックがありました。

幸いにしてパスポートは別の場所に保管していたのと、パリに住む友人の助けで何とか残りの滞在を楽しむことが出来ました。

そんなショックな事があったにも関わらず、私の好奇心は残っていました。

クレジットカード会社の海外旅行保険で少しでも補償を貰えればと思い、カード会社に連絡をしました。

申請には、可能であればパリ警察で被害届を出し、その証明書をもらって欲しい、と言われました。

第三者からの状況説明と盗まれた物の被害状況を書いてもらう「第三者証明書」でも良い、とのことでした。

警察署に行かずとも、被害に遭った時に一緒にいた友人に被害状況を書いてもらえば済むことでしたが、寒い中パリの街を歩いて警察に向かいました。

そこでは何と同じように被害に遭った人達の待つ様子が、、

警察署に着いた4:00pmの時点で80名の行列!

「今から並んでも6:00pmピッタリには閉まるのでもう対応はムリ、明日もまた被害者が増える」

表にいたイケメンポリスは私達にクールに言いました。

続けて、

「盗まれたものは戻ってこないから、限られた滞在の時間を (こんな所で並ぶのではなく) パリを楽しんだ方が良いよ」

そう言ってくれました。

盗難、犯罪に遭わないに越したことはありません。

私なりに相当ショックな出来事でした。
でも命まで取られなくて良かった、、

自分の甘さを反省しつつも、、

パリの警察に行って、被害の多さ、警察の対応、その光景を見られた事は貴重な経験でした。

エグゼクティブ・セクレタリーとして、ヨーロッパに進出する兆し?

などと、楽しい方向に捉えて前を向くことにしました。汗


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