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フランスでETF(上場投資信託)買いました② 先進国株式 EWLD ←今は買えません

AMUNDI先進国株式(CW8)を購入しましたが、取引価格が約500ユーロと高く、毎月少額積立を目指す私には高すぎると感じました。そこで、もう少し取引価格が低いお手頃な先進国株式ETFがないか探してみました。


Lyxor PEA Monde (MSCI World) ETF(EWLD)

見つけたのは、Lyxor PEA Monde (MSCI World) ETF(EWLD)です。AMUNDI先進国株式(CW8)と比較すると、手数料が若干高く、運用資産規模が小さいのが気になりましたが、何より取引価格は約30ユーロで、私が目指している少額積立にはぴったりなETFでした。Lyxorが大手のAmundiに買収されたので、このETFが繰上償還(あらかじめ決まっていた信託期間が終了する前に、投資信託の運用が終了すること)することはないだろうと安心して毎月コツコツ少額で積立を開始しました。これまでフランスでの資産運用でいろいろ調べて、ついにここまで辿り着いたのかとほっとしていた矢先…

突然のETF変更連絡

数か月間少額積立を続けていたところ、2024年2月に突然ETFの内容変更の連絡がAmundiから届きました。先進国株式であることには変わりないのですが、ETF名が変更され、分配金の受取方法が再投資型から受取型になるという内容です。私の保有金額は少なかったですが、長年コツコツと積立ててきた投資家にとってはショックだったと思います。

分配金は再投資型から受取型へ

今回の変更ではティッカーシンボル(金融商品取引所に上場する銘柄を識別するためのコード)、運用会社ともに別のものになり、分配金の受取が再投資型から受取型へ変更になりました。ETFを選ぶ際は再投資型のETFを選んでいたので、この変更にはがっかりしました。

*投資信託の運用益を分配する場合、再投資型と受取型があります。再投資型の方が運用益が増えやすいので、長期の資産運用では再投資型を選んだ方が良いです。

まとめ 

今回の件で学んだのは、運用会社の都合でETFの内容が突然変更されることがあるということでした。これまで資産運用をシンプルにするため、一つのETFを積立てようと思っていましたが、運用会社の分散も必要なのかと考えさせられる出来事でした。

ちなみに、購入済みのETFについては手数料なしで売却可能との連絡がありましたが、受取型で毎年どれくらいもらえるのか興味があったので、そのままにしています。


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