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もしも生まれ変わってもあなたが好き|#しおソロdiscord🪐💖

歌えば圧倒的表現者、喋れば歯がない赤ちゃん。
↑これ、推しメンのことです。


 推しメンの最初で最後のソロライブが開催された。以前ソロライブのことを聞いたときに「ん〜やれたらいいね、いつかね」と言っていた推しメン。卒業前ってことでできたのかもしれないが、”満を持して”ソロライブを開催という言葉が個人的にぴったりくる。

 せっかくなので1曲ずつ私の解釈やゆるいレポで振り返ってみたい。


01|オーケストラ/BiSH

 推しメンの声から始まったソロライブ。…………待って待って待って衣装超可愛い可愛い可愛い!で頭がいっぱいになっちゃって、オーケストラの記憶ほとんどないのが正直なところ。BiSHと推しメンの親和性バカ高いと思ってるんですけど、いかが?まあにわかなのであんまり曲は知りませんが…『プロミスザスター』とか『PAiNT in BLACK』とかも聞いてみたいなぁ。

やがて訪れたよね さよならの声
忘れはしないよ
あんなにも近くにいたはずが
今では繋がりなんて この空だけ

オーケストラ/Bish

 卒業するアイドルちゃんがこの歌詞歌うの最高にズルいな〜〜って、ふと来年のことを考えてしまった。この曲って多分恋人との別れの心情をテーマにした曲だと思うけど、もう”卒業するアイドルとオタクのお別れソング”にしか聞こえなくなってしまった。てか最近こういう失恋ソング聴くと推しメンを当てはめてしまうんですけどこれって病気ですか?

 推しメン、歌がめちゃくちゃうまいんですけど(大前提)、それに加えて表現力がアホ高くて。どんなに緊張して影ナレがゴタゴタでも、ステージに立てばそこはもう推しメンの”世界”になってしまうの本当にすごいなぁ〜って。特にこの曲では、壮大だけどどこか寂しい曲の世界観と推しメンの切ない表情と歌声が最高にマッチしてたなぁと。いつどこでそんな表情覚えたの?!って表情してくるから怖い。


02|It's only you/SUPER☆GiRLS

 いつぶりに聴いた?!最後に聴いたのいつ?!ってなった(正直)。この曲をきくとなんとなくクリスマスが浮かんでくるのはなんでだっけ。

 ゆったりとしたこの曲に合わせて、ステージのゆっくり歩いてじっくり客席と目を合わせてたのが印象的。推しメンの中のマイペースで柔らかい部分が溢れ出て、多幸感のすごいステージだった。天界か?

「すべてを捧げても構わない」などの"大きすぎるほどの愛"みたいな歌詞が、推しメンの愛情深い部分とぴったりでいい選曲〜ってなった。こちらのバカデカ愛もちゃんと伝えなくちゃね…になりました。スパガの曲も何曲か入ってくると予想していたけれど、これがくるとは思ってなかったのでびっくり。てかスパガって曲たくさんあるもんね……


MC

 オーケストラ、おんり〜ゆ〜を終えて「えーん推しメンはステージの魔法使いかもしれん(T_T)」の気持ちになってたのですが、喋り出したら生まれたての歯がない赤ちゃんでした。かわい〜よ。あ、これ褒めてるからね。あとこの寒暖差すごいギャップに何度殺されるんだろうね。

 衣装が超可愛くて本当に天才だった。フワッフワのスカートにたくさんの生地が重なっていたり、リボンがたくさんついていて、ロングブーツもリボンのついたベレー帽も全部可愛くて触りたくなった(触んな)。てかこの衣装はこの日限りなのかな、もったいないな……後日談だが、デザイナーさんと布を一緒に見に行って選んだらしい。楽しそう。ライブを通して本当にこだわりの詰まった素敵なライブだったなと感じたが、衣装もこだわりがつまっていて、近くでじっくり見たいなぁと思った。

 あと、1回1回「ちょっとお水飲んでいい?」って聞くの可愛いねいくらでも飲んでいいよ。


03|スマイル/森七菜

 いい意味で予想外の選曲!裏切りの選曲!会場が一気にお花畑になった。
いろんなことあるけど笑っとけばなんとかなるよ〜みたいな曲だけど、本人の性格上そんなことはないだろうなって勝手に思ってて、だからこそこの曲で自分へ言い聞かせてるのでは?なんて考えたりした。というか私自身が逆にそういう”とりあえず笑っとけ”精神なので、私が推しメンに言い聞かせたい曲だなぁと思った!私が歌ったほうがいいのでは?と思いつつ推しメンのソロライブなのでやめておきました(当たり前だよ)。

「子供じゃないならね」の部分で、少し声色を変えて遊びを感じさせたり、コロコロ変わる表情が見てて楽しかった。これからもずっと推しメンにはスマイルしててほしいよ。


04|スパークル/幾田りら

 椅子に腰をかけて歌ったスパークル。照明も暗めで、ムード漂う中、消えてしまいそうなほど儚く歌い上げていた。椅子に座って少し斜めを向いていたあの感じが、三日月に寄っ掛かり揺られながら歌っているようだった。いつからこういう曲も自分のものにできるようになったんだろう。

 たまたまライブの前日にこの曲のTFTをYouTubeで見ていたので、曲名聞いて「えっ」と声が出てしまったのはここだけの話で。伴奏の音が少ない分歌がしっかり聴けて「歌を聴いてうっとりするってこういうことなんだな」と感じた。

 めちゃくちゃ個人的な話だが、「煌めき」とか「光」って言葉が、推しメンにぴったりくると思っていて。またその光がおぼろげで、消えてしまいそうな雰囲気が、もうすぐ活動を終える推しメンとどこか重なり、いろんな意味を込めてほんっとうに綺麗だった。このままスーッと消えてしまいそうで、どこか苦しくも感じた。


05|secret base〜君がくれたもの〜/ZONE(with 坂林佳奈)

 イントロで「あ〜いいねいいね聴きたかったよ」になった曲。仲良しのぽんちゃんこと坂林佳奈ちゃんも登場しデュエット。2人のハモリが心地よくてゆったりとした時間が流れた。

「手紙書くよ電話もするよ忘れないでね僕のことを」を2人で交互に歌っているところが、なんだかお互いに話しかけているようでよかった。卒業後もぽんちゃんさんと推しメンの関係が続くといいななんて勝手に思ってますが。2人の独特の空気感、いい意味で力の抜けている感じが好きだな〜って最近強く思った。顔が強くてびっくりするけど、歌うとそれ以上にびっくりするし、喋ると腰抜かされるお2人……怖いよ、いい意味でね。

 10年後の8月はどんな素敵な女性になっているんだろうね……


MC

 ぽんちゃんさんが出てきてくれたおかげか少し肩の力が抜けてへにょ〜ってなる推しメン、ワカメみたいで可愛かったよ(めちゃくちゃ褒めてる)。グッズのパーカーに推しメンの紫スカートを履いて出てきてくれたぽんちゃんさん、愛だったね〜。


06|スイーツ/SUPER☆GiRLS(with 坂林佳奈)

 二人の曲!って言っても過言ではないこの曲、じっくり堪能させていただいたって感じ。2人の歌の違いが楽しめてすごいよかった〜みんな違ってみんないいもんね。

 突然ですがこの曲の好きなパートランキング発表しますね。

1位「キミだけが今日も足りないのです 騒がしくて」
この”騒がしくて”が、がなればがなるほどいいですよね、本当に。ここからしか得られない栄養分ある。そのうちガンにも効く。

2位「愛憎 疑念 成れの果て ふたりして堕ちましょう♪」
曲終わりのなづパート。柔らかくもどこか"ついて行ってはいけない女感"で癖になる…声で曲が終わるのもいいところ。

3位「透明 至純 語るほど 汚れたいやって本音叫びそう
     繰り返す自問自答 Na Na ナンセンス イケないな」

頭痛がする感じの甘さたっぷりゆめりパート。イケないな〜の表現力が底なし沼って感じですよね、ハイ…

スイーツ/SUPER☆GiRLS

 確か(覚えてないんか)、このパート全部推しメンが今回歌っていたので嬉しすぎて広角ブチ上がってduoの天井ブチ抜いた。
 永遠以上キミのこともっと感じさせてってすごい歌詞ですね、まあ私はこういう女は苦手ですが。


07|負け犬にアンコールはいらない/ヨルシカ

 スタンドマイクっていいよね、本当に。
 初見の曲だった帰り道音源を聞いたが、物足りなさを感じてしまった。それぐらい、魂こもった歌だったなぁ〜って。叫んで何かを訴えかけてくるような歌声、半笑い混じりの挑発的な歌い方、ムカッとした表情も、呆れ笑いのような表情も、全部ぶっ刺さって死んぢゃった。推しメンのこういう表現が好きなオタク多そう(お前もな)。

 いい意味で推しメンらしい選曲だな〜と。すごい個人的な話になるが、推し始めた頃に私が「推しメンだよ!」って伝えたら「本当に?それほんと?」とほぼ初対面でいきなり疑いかけられたことがあったが、そういう好意や人から言われた言葉をスッと受け取らないところが嫌いじゃなくて。少しひねくれた性格までも愛しいと感じるから、あぁこういう曲がなんとなく推しメンらしいねって感じるのかな。


MC

 次の曲でこぶしをあげてほしいとのことで、歌いながら説明していた途中で歌詞が飛ぶアクシデント(そういえばこういうことは書くなって言ってたかもな)発生。もともとデカイ目をさらに大きくして「えまって無理なんだけど」って言いながら全然思い出せてなくて可愛かった。無事思い出せてよかったです。


08|ROCK-mode/Lisa

 ま〜た似合うねぇ、こういう曲が。バンドサウンドが似合いますこと。
 音楽を楽しんでいるのがビンビン伝わってきて個人的に好きなステージでした。サビ前の高いパートをほっそい体が折れるんじゃないかってほどの力で歌い上げて、一瞬音が静かになるタイミングでフっと力が抜けた時の顔がスッゲー好きでした(細かくて伝わらないネタ)。ラップパートも超魅力的だったよ〜女の子のかっこかわいいラップ大好物なので。てか本当にあなたにできないことないんだね……

 MC時に教えてくれた拳を突き上げる振り付け、こちらも一緒に参加できるようなパートを作ってくれていたところも、素敵だった〜一緒に楽しめて嬉しかった。


09|無限大少女∀/Cheeky Parade

 「さぁ次は、なんの曲?(前の曲”ROCK-mode”の歌詞)」と終わったら、聞き覚えのある"カチッ"と言う音から「I think」が聞こえてシンプルに声出た、シンプルに。アイストと共に生きてきたので、もちろんチキパ曲も体に染みてて、当たり前のように体が動いて踊れてびっくりしちゃったよね、いつまでオタクしてるの?

 選曲が良い〜!ってのはもう毎度感じているが、チキパだったら”これ”なの、わかる(わかる)。私の中で推しメンって(その話何回目?全然一貫してなくない?)、”大人の意見になんか左右されない強気な子供”みたいなところがあって。あ、全然悪い意味ではなく、ね。だからこの曲の、少し強気な歌詞だったり”少女”ってワードがピッタリきて、選曲良人(せんきょくよいんちゅ)の顔になった。1部(金澤有希公演)に引き続き、エモ〜の顔にもなりました。こうやってアイストの曲が歌われる機会も減って行くのかな……

「私だって君の勇気になりたい」の歌詞が死ぬほど好きなんですけど、推してきた時間の中で私の勇気になってなかった時間なんて1秒もなかったなぁとか考えちゃったね。いつも沢山のものをもらってばっかりで、私は推しメンの勇気になれてたのかな、なれてないよな。


10|有頂天LOVE/スマイレージ

 選曲が良〜!(n回目)なんかほんとどのオタクも一人残さず楽しませるぞ、という心意気が感じられるセトリ。ハロに詳しくない私でも歌える曲、フリコピが楽しかったです。

 キラキラでハッピー全開なこの曲を歌う推しメンの顔も笑顔全開で、最高でした。こっちもマスクの下でニチャ笑いしちゃうぐらい、本当に可愛い笑顔でした。こういうアイドルっぽい曲でのキュルンとした超絶可愛い表情で定期的に死ぬんだけど、本当に推しメンがアイドルでよかった〜って思う、一般人じゃなくてこっちを選んでくれてありがとうの気持ちになった(クソデカ感情)。

 しっとり歌い上げたり、マシンガンのように強めな歌い方をしたり、本当に本当に本当に……………………………………………本当に本当に歌い方一つとってもいろんな顔を見せてくれるけれど、こういうアイドル曲がいわゆる”本職”な訳で、どの表現も本当に悔しいほど上手だけど、とびきり可愛い表現が上手な推しメンが、大好k(ここでドクターストップ)


11|最悪な日でもあなたが好き。/芹澤優

 存じ上げない曲だったけれど、素敵だったのでタイトルにしちゃった。曲中の「あなたが好き」という歌詞の部分で、オタクにレスをしてたの良〜〜〜でした(アッもちろん私はノーレスです!)。

 有頂天LOVEよりも甘く可愛く”アイドルらしい”選曲だったなぁと。なんだろう、曲調も相まってピンク一面の世界って感じでした。フワフワのスカートを揺らしながらルンルンで歌う姿が超絶可愛かった。「振り向かせてよ大声で」という歌詞のところでステージに背を向けたと思ったら、クルッとターンして振り向いたの愛おしさ満点でスタンディングオベーションしそうになった(既に立ってますが)。

 曲を聴きながら、あぁ私からも残りの時間でたくさんの好きを伝えなくては〜ってなった。もうここまでくると恥ずかしいとかいってられないっすわ。来世でもあなたが好きだよ!


12|明日も/SHISHAMO

 え〜んこれが最後の曲(T_T)早い(T_T)もう終わってまうの(T_T)と思いつつ、大好きな曲が聴けて嬉しいの顔になった。

月火水木金 働いた
ダメでも 毎日頑張るしかなくて
だけど金曜日が終われば大丈夫
週末は僕のヒーローに会いに行く

明日も/SHISHAMO

 これは週末のライブに行く私のことを書いた歌詞なんですけど(特大勘違い)、本当に推しメンは私にとって、希望であり勇気でもあり、夢でもあり愛しさの具体化でもあり、つまりはヒーローで。

痛いけど走った 苦しいけど走った
報われるかなんて 分からないけど
とりあえずまだ 僕は折れない
ヒーローに自分重ねて 明日も

明日も/SHISHAMO

ヒーロー(推しメン)も色々あるけれど強く生きてるから、私も強く生きようって思えるって話なんですよ。(来年からどう強く生きればいいの??)
この自分の背中を押してくれる曲を、大好きな推しメンに歌ってもらえちゃ〜もう幸せですよね。私へのメッセージとして受け取らせていただきますね!


EN|おもいでアップデート/SUPER☆GiRLS

 まさかの!アンコールがある!うれちい
 推しメン自身「エモだよね〜」と若い言葉を使いながら、この曲を選んだと話していた。この曲を歌っていたオリメンも推しメンが卒業するとあと1人しかいなくなってしまうのかと思うと、時の流れは早いなと思いつつ、ここまで繋げてくれてありがとうの気持ちになった。

 本編とまた違って、どこか優しい表情で歌う推しメン、あの頃からグンと大人になって、卒業がもう迫ってるアイドルの顔してた。この曲はメンバーがメンバーに向けて歌う歌と解釈していたが、ソロライブで1人で歌う推しメンを見て、対私に"おもいでをアップデートしようね"と言ってくれてるようだった。まだ私にはその準備は整ってないけど、あと2ヶ月ちょいでちゃんとアプデできるように、気持ち作っていかねば……という気持ちにもなった。




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"魅せ方・探究心・納得いくまでやる"な推しメンのソロライブなんて、そんなの見る前から大声で「大成功だよ!」と言えちゃうぐらい、当たり前に良いものだと思っていたが、本当にいいものを見せてもらったなぁと。終わったあとじんわりと胸いっぱいに広がる満足感が凄かった、本当に。推しメンの好きなところ全部出てた。

 ソロライブ後「楽しかった?」と聞くと、「楽しいの一言だけじゃ足りなくて……」と沢山話してくれた。いつも言葉足らずの私に対して、ゆっくりと時にペラペラと気持ちについて話してくれる推しメンにいつも感謝している。それで私もゆっくり振り返りながら、気持ちをこのnoteにぶつけるなどした。


 推しメンの口から卒業が告げられたあの頃はまだ、蒸し暑くてあと半年!なんて言ってたけれど、あっという間に涼しくなり3ヶ月を切った。
 まだなんとなく実感がわかないところもあるが、正直推しメンと出会う前の自分が思い出せない。それぐらい当たり前になってる日々を、2ヶ月ちょい大切に大切にしていきたいと思う。

 なんて綺麗に話しつつも、直接話すとどうでもいい話で爆笑してしまうのだけども^^(笑)


 どうか最後まで無事に走り抜けられますように。
 ソロライブという素敵なプレゼントをありがとう。




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