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次男のサマープログラム参加について

次男は去年USCのキャンパスツアーに参加した時に、長男と私とは別行動で夫と二人でCinematic Artsのキャンパスツアーに参加しました。それがめちゃくちゃ楽しかったらしいのです。ここの学生になれば、公開前の映画を見たり現役の映画監督等スタッフに直接会う機会もあるとのこと。元々映画が好きで、高校でもTV&Filmの授業を取っていることもあり、興味津々。

その時に高校生向けのサマープログラムがあることを知ったのですが、当時はサマープログラム対象年齢ではなく、来年対象年齢(Rising Junior)になったら申し込んだらいいんじゃないのという話になりました。

私はノータッチだったのですが、対象年齢に達した次男と夫(とチューター氏)でサマープログラムのアプリケーションを仕上げて、アプライしていました。
次男本人もまさか合格するとは思ってなかったそうで(なぜなのか)、合格しても半信半疑…

このサマープログラム、6月後半から8月初旬までの6週間。例年だと当地の公立学校の新年度開始と重なってしまうのですが、たまたま今年度だけは新年度開始がずれまして(事前登校日もなく、新年度開始日当日に教科書等が配布されることになったのもラッキー)、サマープログラムにも最後までキッチリ参加できるうえに現地校の新年度にも間に合うというめちゃくちゃギリギリだけどなんとかなる日程だったのです。

ということで、合格後は各種ペーパーワーク(オンラインだけど)を行い、必要書類をアップロードし、と粛々と手続きを進めました。

毎年夏休みには子どもたちと私の3人で日本に一時帰国もしていて、子どもたちもそれぞれとても楽しみにしているので(特に日本のごはん)、長男の高校卒業後すぐに日本に行き、日本から直接(ナッシュビルに戻ることなく)サマープログラムに参加する手はずを整えました。

参加者向けのオリエンテーションウェビナーには日本から参加しました。世界各地から参加者がいるとのことで、同じ内容を同日中に時間帯を変えて3回実施してくれるという丁寧な対応。

次男は永住権持ちで米国の高校在学中ではありますが、米国市民じゃないのでインターナショナルスチューデントとみなされるとのこと。なのでインターナショナルスチューデント向けのウェビナーにも日本から参加しました(こちらも同日に時間帯を変えて3回実施)。

ウェビナーと前後して色々メールが送られてきました(私には届かず、夫と次男だけに送付)。その中に持ち物の案内もあったのですが、日本を出発するギリギリになって次男が気がついたものもあり、バタバタと購入することに…(間に合ったから良かったけど)。

ギリギリまでバタバタしつつも東京からロサンゼルスへ。

6週間、次男はUSCのHonorsの寮に住むことになります。

入寮の日、朝から学生さんたちがたくさん待ち構えていてくれて、色々サポートしてくれます(部屋の鍵の受け取りとか、部屋の鍵の開け方とか)。

部屋に早めに到着したところ、ルームメイトは既に部屋に入っていて、ルームメイトのお母さんがトイレ掃除をしていました。ルームメイトは去年もサマープログラムに参加していて2年目なんだそうで。道理で手慣れているというか、お母さんもトイレ掃除しちゃうわけです。

部屋は2人部屋で、2人部屋が2つで1ユニット。1ユニットに1バスルーム(シャワーとトイレ)というシステム。各部屋には冷凍冷蔵庫と電子レンジが完備されていました。

次男とベッドメイキングをしたり、服をクローゼットにしまったり、現地で買おうと思っていたティッシュペーパーやシャンプー、ボディソープ、ミニタオルなどをターゲットに買いに行ったり、ランドリールームを見に行ったり、なんとか寮生活ができそうな感じになりました。

その後は学生証を受け取りに寮からキャンパスに出向きました。学生証を受け取ったついでに、翌日以降に通う建物の確認もしました。

Cinematic Artsの門(向こう側は確か歯学部)
いかにもな銅像
ビーチバレーのコートがあって、カリフォルニアっぽい!

学生証を受け取って部屋に戻ると、同じユニットの人たちも入寮を完了していて、同じユニットの男子たち4人でルームツアーに行ってしまいました。私は一人で寮の部屋に取り残されるという…ルームメイトたちとすぐに打ち解けて出かけちゃったこと自体はホッとしたんですけどね。私ももう帰ってもいいかなと思ったのですが、このあとお世話になったチューター氏と3人で夕ごはんを食べることになっていたので、帰るわけにもいかず。

ちなみに同じユニットに住む4人、次男以外はニューヨーク、ワシントンDC、香港から来ているとのこと。全米というか世界中から来てるんですね。びっくり(とはいえテネシーから珍しいかもしれないけど)。

次男のルームツアーはなかなか終わらず(全部屋ピンポンして挨拶しまくってたらしい)、チューター氏の夕ごはんにもルームツアーを中抜けして参加することに。元々はナッシュビルに住んでいたチューター氏(今はロサンゼルス在住)とも久々の再会で(2年ぶり?)楽しい時間が過ごせました。

チューター氏とも別れ、最後にターゲットで追加の買い出しをし、そこで次男と別れました。

次男は翌日の対面のオリエンテーションに参加し、その翌日も対面のインターナショナルスチューデントのオリエンテーションに参加し、その後プログラムの授業も始まり楽しくやっているようです。さっそく公開前の映画を見たり、その映画の脚本家に会ったりしている模様。

ミールプランは付いていないので、食事をどうしているのかわかりませんが(トレジョの冷凍食品でも食べているのかなと思いますが)、今までは私が家族の分をまとめて注文していたスタバ、チクフィレ、チポトレなども自分のiPhoneにアプリを入れて自分で買っているようで、一人暮らしではないけれども親から自立した生活も楽しんでいるのかなあと思ったりしています。

とはいえ、バタバタと用意した資材も足りなかったみたいで、Amazonで買い足したりもしているようです。寮に届けてもらえるらしく、便利な世の中でよかったですね…。

6週間後、次男がどんな映画を撮影して戻ってくるのか、今からとても楽しみです。見せてくれるといいんだけど…見せてくれないかしら…。


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