大学って…
ツイッタランドで、学部は州立でいいじゃん(修士や博士取るんだったら、そこでガンガレ)というツイート(Xになったことにまだ納得いってないのでポストなんて書きませんよ)、卒業した大学がある州でとりあえず最初の就職をするケースが多いというツイートやら何やらが最近よく目に止まります。
夫も私もまだまだ日本の大学に対する考え方から抜けきれていないので、地元の州立でいいじゃんという気持ちにならなかったわけですが、おかげで1年分の学費が州立大学4年分の私立大学に長男は通っております。卒業した大学がある州で最初の就職をするならば、本人の希望どおり州外に出して正解だったとは思います。
我々家族の中では、「学部の費用は親が出すけれども、修士博士は自分で出す」という取り決めです。就職してみて修士博士が必要だったら、自分で頑張ってね、です。
地元の州立、そりゃあ有名どころの州立(例えばUC系列)だったら地元の州立でもいいだろうなと思うのですが(CAだったら就職もできるだろうし)、そうじゃなかったらどうなんだろうと。
日本でも地元の国立が旧帝だったらいいかもしれませんが、旧帝がない地方だったら、やっぱり地元を出ると思うんですよ。旧帝に限らず私立でも。
私自身、地元の大学になんて絶対進学したくなくて(もちろん旧帝はない)、おら東京さ行ぐだ!! と東京に出たので、長男が地元の大学になんて絶対進学したくなくて、州外に出る! 都会に行く!! と思ったのはとてもよくわかるのです。なので田舎の州で州立大学でさらに4年間とか若いのに平気なのかなとも思ったり。
でもアメリカって学費が高いから州内価格で通えるところがいい、州内でも寮に入って家を出るからいい、みたいなところがあるんだろうなと。びっくりするくらいたくさんの子が州内の州立大学に進学するんです。優秀な子も普通に州立大学に行くし。でもまあトランスファーする子もいるだろうし、修士博士で頑張る子もいるだろうし、入口が州立だったとしても卒後はみんな違うんだろうなとも思うのです。
まとまりがないけれど、大学へのアプライも違えば、大学を選ぶ基準も全く違うなあと最近しみじみ実感したので、書いてみました。