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周りの幸せを自分ごととして喜ぼう

今私たちが生きている社会は、ほんのり冷たい。
自分のことで一杯一杯な人も増え、「自分は自分、他人は他人」と個人主義の成功競争ゲームになってしまっているように感じる。

資本主義においてはごく自然なことなのだが、自分が話しているのは経済面ではなく心の話だ。
周りの人の成功を素直に喜べなくなっている人は、とても多い。

「他人と比べることはやめよう!」「自分だけの魅力を見つけて自信を持とう!」と言葉では言えても、実際は周りの友達が成功したら妬ましく感じてしまうのだ。

なぜ人は、周りの人の成功を妬んでしまうのか?

エンターテイナーの立場からみて、その原因は「自分と他人の心の境界線が濃すぎるから」だと思っている。

エンターテイナー思考で生きる自分にとってのミッションは「周りを驚かせ楽しませ、それを通して自分も豊かになること」だ。

つまり、自分にとっては周りの人々や友達の成功は、とても嬉しいことなのだ。

友達の事業が上手くいったり、幸せな結婚をしたり、ラッキーな出来事があると自分もとても嬉しく感じて一緒に喜ぶ。

自分の成功と他人の成功の境界が溶けると、毎日が嬉しいことだらけで明るくなる。

周りの成功に対して、「何で自分は...」「あいつはいいよな...」という負の感情から、「流石だな!」「更に幸せになってくれ!」というプラスの感情になるからだ。

自分の周りの人や、自分を大切にしてくれる人の成功や幸せを一緒に心から喜び祝福しよう。

周りの成功を喜び、祝福することは、巡り巡って間違いなく自分にもいい影響をもたらす。

あなたがもし成功したときに、一緒に心から喜んでくれる人と妬んでくる人がいたらどちらをより大切にしたいと思えるだろうか?

周りの人の幸せや成功を、一緒に心から喜べば、その積み重ねはやがて周りから自分への信頼や応援という形で戻ってくる。

これは自分の実体験に基づいている。
周りと自分を常に比べて自分を叱責し、マイナスな感情で孤独に努力していたころは苦しい上に鳴かず飛ばずだった。

でも周りの人たちを自分なりに精一杯応援し、周りの人に幸せなことあれば心から喜び、そんな風に毎日を過ごしていたら、いつしか沢山の方が自分を応援してくれていた。

自分が夢や目標を口に出せば、すぐに沢山の人が喜んで協力してくれる環境になった。

だから、あなたの周りの人が嬉しそうなときは、あなたなりの言葉で心から祝福しよう。
ポジティブな褒め言葉は、誰もが今日から届けられる最高のエンターテインメントなのだ。


今日の一枚は、台湾の九份から。

808というマジックショップが九份のバス停のすぐ近くにあって、友達がいることもあり個人的に必ず立ち寄っている。

夜空を埋め尽くす無数の提灯が幻想的な、自分の大好きな散策スポットだ。

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