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自分も他人も楽しくなるものを買ってみよう


お金を使って「モノ」や「コト」を買うとき、あなたは何を基準に買い物をするだろうか。

生活必需品はもちろんだが、好きな服や読みたい漫画、趣味の道具や海外旅行など、「自分が豊かに感じられるモノやコト」にお金を使うだろう。

自分を豊かにするために使うお金は大正解だ。
エンターテインメント思考でいるためには、まずは自分が豊かで楽しく過ごすことが大切だ。

その上で、エンターテインメント思考での買い物を考えてみよう。
簡単に言えば、「自分だけでなく誰かも豊かにできるモノやコト」を選んでみるのだ。

自分の例で言うと自分はエンターテインメント思考で車を買った。
新車で買ったマツダのNDロードスターで、2人乗りのオープンカーだ。自分の宝物である。

しかし、自分の仕事はマジシャンだ。
音響機材や道具の運搬が必要な自分にとって、実用的に持つべき車は、もっと大きな荷物と人が乗る車であることは明確だった。

現実的なビジネスや自己投資という意味では間違いなく大きな車を買うべきなのだが、自分は迷わずロードスターを購入した。

理由はシンプル。
「20歳のときから欲しかった車で、もし買ったら他の人を乗せてエキサイティングな体験が届けられるから」だ。

実際買ってからは何の後悔もなく、むしろ予想よりも楽しい未来が待っていた。

好きな車で毎日気分が上がり、仕事は順調。
車がきっかけで素晴らしい友達も増えた。
そして人を車に乗せるたびに、友達や取引先の方が「初めてオープンカーに乗った!」と楽しんでくれて、記念写真を撮る人までいる。

車を単なる移動手段として捉えるのではなく、エンターテインメント思考で自分や誰かを楽しませるコンテンツとして捉えたのだ。

ちなみにステージに必要な機材や道具はなんとかギリギリ全部乗ったので、まぁ結果オーライだ。人生だいたいなんとかなる。

自分の場合は車だったが、もちろん他のことでもいい。
自分と誰かを同時に楽しませられる買い物の選択肢は沢山ある。

座り心地のいいソファ、みんなで遊べるボードゲーム、ぶっ飛んだ選択肢なら生ハムの原木とかでもいいだろう。
生ハムの原木は1人だとすごい量だが、みんなで食べるとかなり楽しい。

まずは自分が豊かになることを大前提として、たまには周りをあっと驚かせ自分もワクワクするような買い物をしてみてほしい。

その買い物は誰かにとってあなたとの大切な思い出となり、そして強烈にあなたを印象付ける出来事となるはずだ。


今日の一枚は、インターコンチネンタル東京ベイで食べたパフェの写真。
りんご飴のパフェなのだが、盛り付けの遊び心や味がとても記憶に残っている。

自分を形作るエンターテインメントのピースを、自分は日々の生活の中に常に探して楽しんでいる。

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