Winning Post 9 2022 プレイログ02(1980年~1982年)

1980年 七転八倒

ゼファーソングの新馬戦は1月だといったな。すまんがありゃ嘘だった。
……いや、その予定だったんですが調子が全く上がらず、結局3月まで延期に。
そう言えば前回書き忘れてましたが難易度はEASYです。ドシロートがHARDとかできるわけないだろ!
とりあえず2月には「新馬追切」を使ってちょっとでも調子を上げることに。河内さん頼んます。

そして迎えた3月の新馬戦。河内洋騎手には騎乗を断られました。ヲイ。
とりあえずヒットマン的場が奇跡的に空いていたのでお願いすることに。
レースは9番人気ながら、混戦を抜け出し半馬身差の勝利! まずは幸先のいいスタートとなった。
ちなみに判明した距離適性は2100~3500m。ダイヤモンドステークス狙うかなあ……。

なお残念ながらスピードがダメダメでした。

4月の幼駒誕生。
エアイザラ80が中々の高評価で期待が持てる。後はピクチャースター80が良さそう。
などと考えていると幼駒が15頭いることに気づく。
これはまずいので素質が低そうな幼駒を売却し9頭まで減らすことに。(残念ながら現状サイロを建てる余裕はない)

そんなこんなで5月。
DLCの効果でギャロップダイナを譲ってもらえることに。とりあえず初回なんで貰っておくことにする。
後々は敢えて貰わないとかやりそうだけれども。
入れ替わりでオリーブデヴィル80を手放す。

ちなみにこの間頑張ってゼファーソングを出走させてますが、全く勝てません。スピード低いからね。ちかたないね。
9月に入り期待のゼファースター、ゼファーロイヤルが入厩。
実際彼女たちの働きが我が牧場の第一期黄金時代だったと言えるかもしんない。

10月の繁殖牝馬セールでオリーブデヴィルとルナソングを手放す。
本当はゼファーヤマナカも血統的には要らないのだが、愛着がね……。

11月、ゼファーロイヤルがデビュー。柴田政人を鞍上に難なく勝利。
続けてデビューのゼファースターも楽々の大逃げ、9馬身差での鮮烈デビューを果たす。

12月2週、ロイヤルは7番人気もなんのその、6馬身差の圧勝で強さを見せる。
そしてスターは阪神JFに出走。鞍上に最強騎手加賀武見を迎え盤石の態勢。
……が、1番人気のテンモンが順当にぶっちぎって勝利。残念ながらスターは2着となった。

12月3週、ゼファーソングはダート2400mに出走。鞍上には加賀を迎え見事勝利!
9戦目にしてようやく1勝クラス脱出と相成った。

年末にはニジンスキーが系統確立。1歳馬のうち4頭を厩舎に入れ、これにて1年完了。
やれることは多くなってきたが、さて成績は伴うのか。

主戦は後に岡部に乗り替わる

1981年 最初のGⅠ

今年は3歳でゼファーフレイヤもデビューする。勝ち星を重ねていきたいところ。
1月2週の新馬戦、鞍上に南井を迎えゼファーフレイヤのデビュー戦は4盤人気ながら3馬身差をつけての堂々の勝利。
そして同日、フェアリーステークスにスターが出走。GⅢクラスでは相手にならんとばかりの圧勝。
こうなると見どころはGⅠを勝てるかだが、さて。
一方のソングは1月4週の初茜賞(2勝クラス)に出走。鞍上には何故か空いてた加賀。
見事三勝目を飾った。……これ加賀が強いだけでは、とかは多分考えない方がいいのだろう、うん。

そしてこの辺でようやくわかる事実。
ゼファーソング、事実上芝適正なし。いや適性はあるんだが重い方に滅茶苦茶寄ってるので「日本の芝」に適性がないのだ。そら勝てん。
一方フレイアもクロッカスS(芝1400m)で思うように伸びず、4着。ダート路線とかもやって見たのだが、最終的には単にスピードEに加えサブパラもぱっとしない=単純に弱い、ということが判明したのでした……。

スターの方はと言うと、この時期フィリーズレビューでブロケードの後塵を拝し、桜花賞ではテンモン(史実の一着馬)に敗れ、とどうにも勝ちきれない。
そもそもの適性が1700ー2100mだったので、ここでマイル路線に転換する。そして、これが正解だった。5月のNHKマイルチャンピオンシップ、ライバル不在のこのGⅠでスターは見事勝利する。文字通り、我が牧場に勝利の「星」をもたらす存在となってくれたのだ。
なおこの後安田記念は外国馬キリジャロに阻まれ無念の二着。また人気に推されて宝塚記念にも出走したが、こちらは残り300mほどのところでいっぱいいっぱい。11着に沈んでしまった。適性距離はしっかり意識しないとダメだね。

一方のロイヤルはダート路線をひた走り、6戦目にして関東オークスで重賞初勝利。勢いに乗って挑んだジャパンダートダービーでは、1枠1番の利を生かしたイン強襲が成功、最初から最後まで先頭を譲らずの完勝劇となった。ここにスター、ロイヤルの二枚看板が成立したのである。

8月には新馬、ゼファーオリンが入厩。中距離ダート成長早めと色々ロイヤルともろ被り。まあロイヤルがいつまで走れるかもわからないし、後釜と思えばいいか。
このタイミングでソングが4勝目を挙げ、晴れてオープンクラスとなった。もっともこの後勝てるかというと、うん。

9月にはダイナサッシュが入厩。重要なのは繫殖牝馬としてなので、現役は無理をせずに過ごしてほしい。1個勝てれば御の字である。
エアイザラ80が良さげなので、この仔に絆コマンドを使っていく。

10月に入ってデビューなども絡みレースラッシュ。デビュー戦で柴田政人を鞍上に圧勝したオリンも素晴らしいが、マイルCSの前哨戦、富士Sで余裕の五馬身差勝利を決めたスターも素晴らしい。さらに「高速逃げ」「距離短縮」がついた。
ロイヤルはJBCクラシックに出走したが、こちらは1番人気ガンボウトラップに敗れ2着。残念。

11月にはゼファービーム、ゼファーオーが入厩。揃って芝、長距離、晩成型という極端な構成である。うーむ。
そして大一番、マイルCS。スターは三番人気だったが、1・2番人気のコンパニオン、エアウェイダイナをものともせず、三馬身突き放す圧巻の逃げで勝利。すごいぞー、かっこいいぞー!
考えてみれば3歳で古馬混成のGⅠ勝ったわけで、中々のものだろう。
なおスピードはD+である……いやよく勝てたな。EASYはやっぱり簡単ということらしい。
めぼしいレースもないので、次走は来年4月の阪神牝馬Sということにして、少しお休み。

一方のオリンはカトレアSにも完勝し、そのまま勢いで乗り込んだ川崎の全日本2歳優駿(JpnⅠ)。オリンは堂々一番人気。ラグナスアボードの猛追を振り切って、なんとか一着。2歳にしてJpnⅠの勝利を飾った。
この結果を受け、ちょっと思い立ってアメリカダートの海外ローテに挑んでみることにする。ひとまずラスヴァージネスSに出走。最終目標はアッシュランドSだが、まあ無理そうなら途中で切り上げて日本に帰ってこよう。
まあプレイヤーの海外戦の経験を積むのが主目的である。

ロイヤルはチャンピオンズカップで柴田政人が乗ってくれず、久保敏文に乗り替わりで3着。まあ頑張った。
年末は当然のように東京大賞典に進み、こちらでは柴田政人が鞍上ということもあってか、1番人気のタガワリュウオーを最終直線で差し切り、見事勝利を決めた。結局GⅠ2勝である。手薄のダート路線とは言え、この結果は素晴らしい。

年末、とうとうゼファースターが最優秀3歳牝馬と最優秀短距離馬に選ばれた。よく頑張ってくれたよ……。
年度代表馬は三冠馬トドロキヒホウ。そりゃそうだ。

「衰えた」となったゼファーロイヤルはこれで引退させることにする。まあ年末の東京大賞典を勝って引退、というのはいい引き際だろう。
GⅠ2勝を含む10戦6勝というのは中々の成績ではなかろうか。
1歳幼駒のうち、ルナソング80は売却。残り3頭は入厩させることにした。エアイザラ80ことゼファーイゼットが一番期待であるので、ものになって欲しい。
……んだけど、ミスターシービーと同期なのよなあ……。
暫くは受難の時代かもしれん。

10戦6勝(うちGⅠ2勝)、総賞金2億7千万。本当によく頑張ってくれた。

1982年 嵐の前に輝く星

まずイベント的にはビームとゼファーオーのデビュー戦である。
1月4週はビームのデビュー戦。鞍上が何故か空いてた加賀武見。あっさりぶっちぎっての勝利である。やっぱこれ加賀が強いだけ……。
一応主戦にしたけど、乗ってくれるのかねこれ。一応次走は弥生賞。勝てればクラシック戦線に参加できるが、晩成では無理くさいかなあ。

2月1週、河内洋を鞍上に向かえたダイナサッシュが見事未勝利戦を勝利。史実では0勝なので大きな一歩である。
同日、ゼファーオーも未勝利戦。坂を上って一気にきたゼファーオー、後続を6馬身差でぶっちぎってゴールイン。武邦彦は流石の辣腕である。
ちなみにこのレースでミヤ婆さんと知り合いとなった。やっぱステイヤーには興味津々らしい。ゼファーオーは次走、スミレS。上手くいけば皐月賞に二頭送り込めるが、そうなったら面白い。

翌週にはオリンがアメリカ遠征の初戦、ラスヴァージネスS。
これが2番人気ながら13着の惨敗。1600mが長すぎるとも思えないのだがパワーがE+……ダートメインでこれはきついか。
ともあれ次走、ダヴォナデールSの結果次第、と思っていたのだが、オリンは1番人気に推され、見事勝利! 海外重賞初制覇となった。というわけで、このまま遠征継続とする。

ゼファーオーはスミレS4着でクラシック路線は諦めることに。一方ビームは弥生賞3着。なので、一応皐月賞に進むことにした。ただこの辺からこの二頭の扱いに迷走が始まってしまった気がする。まあステイヤーって出すレースが少ないから大変と言う面はあるのだが……。

オリンのガルフストリームオークスは、残念ながら8着。シンプルに1700mが厳しい、ということのようだ。(適性は1700mから2100mなんだが、パワーE+に加え精神E+が足を引っ張ってたのだろう)
というわけでアッシュランドS出走は諦めて帰ることにする。ただここで特大ボーンヘッドをかましてしまう。なぜか次走に「芝」のNHKマイルCを選んでしまったのだ。集中力を欠いていたとしか言いようがない。
まあオリンの必死の激走で三着になったのだが、いずれにせよ失敗は失敗である。改めてダート路線に精を出すことにする。

3月の幼駒たちにもいい仔がいなかったことを残念に思いながら、スターの始動戦、阪神牝馬Sに。こちらは六馬身差の圧勝。ヴィクトリアマイルへ弾みをつけた。

4月、いよいよ皐月賞。もっとも前評判通りアズマハンターが一着と波乱はなし。ビームはぎりぎり5着だったので、そのまま日本ダービーへ向かう。が、日本ダービーでは残念ながら6着。菊花賞は危うくなってきた。

一方スターはヴィクトリアマイルに出走、岡部の都合がつかず徳吉を鞍上に迎えたが最後はスイートネイティヴにかわされ2着。しかし、続く安田記念。鞍上岡部で見事勝利!
……これ絶対「VM岡部なら勝ってた」言われてるやつ……。

他方でもっと痛いやらかしもしてしまった。
フレイヤを短距離路線で使っており、サマースプリントシリーズに挑んでいたのだが(函館スプリントSで嬉しい重賞初勝利もあった)、短期間での連戦で調子と疲労の調整をミスり、疲労△で出走させたアイビスサマーダッシュでフレイヤが骨折、全治9か月となってしまった。
今後はより一層馬の調子を心がけようと思う。

ゼファーオーとビームは勝てなかったり、そもそも出走予定のレースから除外されたりとままならない日々が続く。この辺は明らかにプレイヤーのレース選択ミスもあったように思う。幸い、泥沼は1勝クラスのレースを鞍上南井で勝ちきることにより払しょくできた。後はちゃんとレースを選んで使っていくのみ。

オリンとスターはそれぞれ得意路線なら割と危なげなく勝つのだが、オリンは間に長期の休みが入ったせいか南部杯の勝利後に「完全燃焼」がついてしまい、結果JBCクラシックでは疲労が抜けきらなかったせいかピリッとせずの4着に終わってしまった。
幸い休養十分で挑んだ次の東京大賞典は完勝。ダート覇者に名乗りを上げることになる。

スターの方はマイルCS、8馬身差の圧勝で連覇。マイルの女王の名声は確固たるものとなった。

12月にはゼファーイゼット、ゼファーピクトと言う次世代の馬たちがいずれもデビュー戦を圧勝する。今度は迷走しないよう気を付けなければ。

年末にはスター、フレイヤ、ソング、ダイナサッシュを引退とした。
スターは来年も勝てるかもしれないが下降気味なのでここで身を引かせることにした。
フレイヤとソングはスピードも低いし流石にこれ以上無理をしても、というところである。
ダイナサッシュはほぼ予定通り。10戦2勝は出来過ぎだろう。
さて、来年はCB旋風が吹き荒れる年。我が牧場の馬たちはどこまで抗えるか、こうご期待……え、主力のオリンがダート路線だから関係ないだろうって? いやまあ、それはその、雰囲気というやつで。

マイルの女王。VMに勝ち損ねたのが悔やまれる。
イージーなのでスピードD+で勝ててたという話は、まあその。
怪我がなければあるいは来年も走らせたかもしれない。
スピードEで本当によく頑張ってくれた。
なんだか現実でもいそうな実に微妙な戦績の馬。芝ダートと距離の迷走を続けながら、それでも1億6千万稼いだのは立派ではなかろうか。
ちなみに主戦のはずの飯田はロクに乗ってなかったりする。
史実馬ゆえ、生まれてくる仔こそ重要。
とは言え、10戦2勝は能力の割には頑張った方だろう。


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