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ディランについての千冊の研究書

ディランの詩についての学術的研究が始まったのは1960年代後半。

その後約千冊の研究書が出ている(英語で書かれた本だけで)。おそらく、現代詩人について書かれた研究書の数だと、イェーツ、エリオット、パウンドらに並ぶ数だろう。

私の個人的評価では20世紀後半だとパウンド、ヒーニ、の次くらいにディランが来る。(理解できれば)アシュベリも入るかもしれない。が、アシュベリは難解という域も超えている。

Ricks はディランは「シェークスピアに匹敵する幅の広い魅力」があると語っている。シェークスピアに関する何万冊の本は400年の時が作り出したものであり、ディランは詩作活動がまだ54年だ。

ぼちぼち読んでいくためのメモ。Kindle版があるもののみ。

'The Cambridge Companion to Bob Dylan' (2009)
Sean Wilenz, 'Bob Dylan In America' (2010)
Greil Marcus, 'Bob Dylan: Writings 1968-2010' (2011)

#英詩 #Bob_Dylan #研究書 #ディラン研究  

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