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[英詩]押韻形式の見つけ方

※ 旧「英詩が読めるようになるマガジン」(2016年3月1日—2022年11月30日)の記事の避難先マガジンです。リンク先は順次修正してゆきます。

英詩をみていて脚韻がどんなパタンになっているかを見つけるのは、コツさえわかれば簡単です。今回はそのコツと、一歩進んだコツとをご紹介します。

英詩のマガジンの副配信です。

いちばん簡単なコツ

英詩で多いのが4行連です。4行で1つの連(まとまり)をなすタイプの形式です。それを眺めます。

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上のように行がならんでいます。それぞれの行の終わりに着目します。たいていの場合、何らかの音の類似性に気づくと思います。それを同じような音ごとにグループ分けします。それぞれに a, b, c, ... とラベルを付けます。これだけです。ラベルの配列が、押韻形式です。

■ 具体例1

Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!
Up above the world so high,
Like a diamond in the sky.

いかがですか。見覚えのある詩行かもしれません。マザーグースの詩です。

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