Wordle であそぶ
5字の英単語を当てるという単純なゲーム Wordle .
朝起きたら Wordle をまず解く、というひとも多いかもしれない。
チャンスは6回。単語のどこかに字があれば、黄色く表示される。位置も正しければ緑色になる。
毎日、一問が出題される。ゲームを作ったのは Josh Wardle さん (powerlanguage.co.uk)。
1日に1回では物足りない人には、Wordle もどきのアプリもある。例えば、Word Guess (Mediaflex) など。これには、Word Guess という Wordle ライクなゲームと、Word Connect という3-5字の語を綴るゲームの2つが入っている。
このゲーム Wordle をしていて、気づいたことが少しあるので、メモとして書きとめておきます。
鉄則を守れば、まず解ける (解けないこともある)
最後の音節が判明したら Rhyming Dictionary が使える
英語の専門家・非専門家に関らず楽しめる (ちなみに、私は英語辞書を数冊執筆したので数万語は知っていますが、何の役にも立ちません)
鉄則とは、ある試みと次の試みの間の鉄則です。
黄色の文字と緑色の文字を活かし、外れた文字を使わない単語を考えて次の試みに宛てる
愚直にこれを繰返せば、まず解けます。
Rhyming Dictionary というのは、(定型詩の) 詩人が詩作の際に用いる特別の辞書です。終わりの1音節とか2音節と同じ音の単語が並べてあります。日本語だと〈逆引き広辞苑〉が近いかもしれません。
私はボブ・ディランの韻律を研究していますので、いろいろな辞書を使いますが、Rhyming Dictionary で Wordle に最近役立ったのは次の辞書です。
もし、英語の単語に興味があれば、一度あそんでごらんになれば、いかがでしょうか。意外と奥深いですよ。
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