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Éire / Gaeilge アイルランド(語)の話

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2016年11月の記事一覧

[英詩]Seamus Heaney, 'Quitting Time'

※ 旧「英詩が読めるようになるマガジン」(2016年3月1日—2022年11月30日)の記事の避難先マガジンです。リンク先は順次修正してゆきます。 ※「英詩が読めるようになるマガジン」の本配信です(旧 URL https://note.com/michealh/m/m37ffaece6d2e)。コメント等がありましたら、「[英詩]コメント用ノート(201611)」へどうぞ。 この継続課金マガジンは月に本配信を3回配信します。そのほかに副配信を随時配信することがあります。本

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カプリシカ

西宮北口駅の北西出口からすぐのカプリシカに行った。 行って分かったのが店名がアイルランド語であること。 capall uisce 「カプリシカ」とは聞いた発音をそのまま書いたものかもしれない。 店長談では(ネッシーのような)神話的な珍獣との説明だった。 が、アイルランドの神話伝説や詩歌に親しむ者には、この名からはある世界が広がる。 水の馬は英語で water horse ともいう。沖から押寄せてくる波頭が、並び疾駆する馬と幻視される。ちょうど次の絵のような。 ア

Glendalough

11月になるとアイルランドはグレンダロホの美しい風景を思い浮かべます。 例年11月初めはアイルランドにいるのですが今年は日本にいます。日本にいながらアイルランドのことを想っています。 今年は夏時間が10月30日午前2時までだったので、やっと冬時間に移行したところです。 グレンダロホはアイルランドの英語で Glendalough と書き、「2つの湖の谷」の意と解されています。アイルランド語で Gleann Dá Loch です。 上はアイルランドの公的地名サイトの図です