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音楽 評 / 旅(ピアノ)

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#アイルランド語

「よめない」ラジオ

リクエストの曲名がよめない。アナウンサーも、司会者も。だれも。そのまま8時間つづく。そういう珍現象がある番組で起きた。 「今日は一日 三昧」(NHK FM)がケルト音楽を特集したためだ。 ケルト音楽はケルト語圏の音楽。アイルランド、スコットランド、ウェールズ、ブルターニュなどの音楽。 曲名はケルト諸語で綴られる。よめないのもある意味で当然。 * アイルランド大使館からのリクエスト曲を赤木野々花アナウンサーがよみあげて、司会のおおしまゆたかさんや、トシバウロンさんに、

自分の専門的立場

「note 読者の購入動機」という記事を書きました。そこで、専門的知識を求める読者向けに自己PRをする必要があるという主旨を引用しました。この記事です。 そこで、私が書くたぐいの記事に、果たして「専門的知識」が反映されているのかどうか、知りたい読者のために、自分の専門的立場を以下に書きます。 私はとある研究機関に所属し、アイルランド語文学、英文学、米文学、詩学、また時にはコンピュータ・サイエンスを研究しています。現在の専門は、アイルランド語詩歌、詩学、聖書学です。 詩学

見てうれしい三つの夢

〈海へ行き、キレイな写真がたくさん撮れたので、noteにupしよーとおもったところで目が覚めました。全部夢でした。〉 と、飛渡さゆりさんがお書きになっているのを読んで、頭に浮かぶこと(rêve)。それは見てうれしい夢のことだ。 一、飛ぶ夢 二、どこまでもカッコいいフレーズが自分の指から流れまくる夢 三、アイルランド語で会話している夢  このうち、可能ならぜひとも録音したいのが第二の夢で、もし音源として保存できれば自分にとっては世界で最高の信じられない音楽になるだろう

シャン・ノース歌唱への旅〜ジョー・ヒーニ

※ My Musical Journey 器楽篇(ピアノ)に続き、歌篇を開始します。歌篇はほぼシャン・ノース歌唱のことになる予定です。 My Song Journey 1: ジョー・ヒーニ アイルランドの無伴奏アイルランド語歌唱「シャン・ノース」の研究をライフワークにしようと思い定めたのはいつだったか。今となっては想いだせない。といいつつ、ブラック・ホークとケン・ハントのことを語ったのが前回。 以下、本編の序説を無料でお読みになれます。 どうぞ、お楽しみください。

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