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音楽 評 / 旅(ピアノ)

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#プリンス

forever young sexuality

Open Culture の記事を読んで、確かにプリンスって 'forever young' だとみんな感じてたよな、と思った。かれが 2004年の Hall of Fame Inductions (殿堂入りの式)で、並みいるロックのスターたちの演奏につづき、動画でいうと3分半から弾きだすギターは「ぶっ飛ぶ」'mind-blowing' という形容が決して大げさでない。いまはこれを聴きたい気分だ。 RIP Prince (1958-2016) 'While My Guita

極私的'A Case of You'選

カナダのシンガー・ソングライター、ジョニ・ミッチェルの 'A Case of You' をプリンスがピアノ弾き語りしているのを知って刺激を受け、いろいろなアーティストで聴き直した。極端なことをいえば、あまり上手くなくてもこの歌はそれなりに聞かせるくらいの名曲だ。だけど、センスをもって取扱えば、極上のものができあがる。ジョニはもともと画家で、歌い手としての資質はトゥルバドゥールのようなものだ。つまり、自ら歌をつくる詩人。発見する詩人といってもいい。それを汲めば、音響的にも映像的

Prince, 'A Case of You'

Joni Mitchell へのトリビュート・アルバムから。かれがこんなピアノを弾きながら歌っていたとは。圧倒される。 Och A Case of You Joni Mitchell [Just before our love got lost you said "I am as constant as a northern star" And I said "Constantly in the darkness Where's that at? If you want

Purple: Queen & Prince

ナイアガラの滝がパープルに染まった。2016年4月21日のことである。英女王エリザベス二世の90歳の誕生日を祝してロイヤル・カラーのパープルにした。下の写真右。左はカナダのトロントにある CN Tower. やはり英女王のために royal purple にした。(source) ところで、同日、米音楽家プリンスが死去した。ひとびとはパープルに染まる追悼行事を見た。かれの代表曲「パープル・レイン」を思い起こしつつ。たとえば、米国 Los Angeles の LA Forum

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