【体験談】孤独になっても寂しくない!
友達が減った経験
うつ病になられたことがある方の中で、うつ病になってから友達が減ったという方も多いのではないでしょうか。
私もその1人です。
元々友達は少ない方(むしろ片手にも満たない)ですが、うわべだけの繋がりだった人たちが去って行ったと言った方が良いでしょうか。
3年前にうつ病を発症して、しばらくスマホを見ることができず、心配して電話やメールをくれた子たちからの返信もできずにいました。
うつ病になったことを話して、誰かに嫌なことを言われたらどうしようという不安で、友人に連絡をすることが億劫でした。
会社の同期や、大学時代の学部やサークル仲間のグループラインで、誰かが結婚したりだとか、誕生日だとかでお祝いをしているのを見ると、自分だけが取り残されているという孤独を感じることもありました。
それと同時に違和感も感じたのです。
何か周りの人たちは自分とは違った方向を向いているような、別の世界にいるような妙な感じ。
このまま無理して他の人たちと合わせていても、自分を苦しめるだけだなと直感でそう思いました。
そこで私は思い切って、会社の同期や大学時代の友人たちと距離を取ってみることにしたのです。
そこで面白い現象が起きました。
会社員時代に苦楽を共にした、1番仲良くしていた同期だけが定期的に連絡をしてくれるようになったのです。
他はぱったり音沙汰なし!笑
「ゆっくり休んでね」「いつもみっちゃんの味方だからね」と私に寄り添ってくれる言葉でいつも励ましてくれました。
私が福井に引っ越して離れてしまいましたが、年に2回ほど会っています。
正直、今友達と言える子はその同期だけです。
しかし、前より友達は減ったにも関わらず不思議と寂しくないんですよね。
ここで友達が減ってよかったなと思うことを3つ挙げてみました。
交際費が無くなって支出が減った
人付き合いが減って気疲れしなくなった
人と比べなくなって自分のペースで生きられるようになった
いい傾向じゃないですか?
友達の数は減っても、本当に心の底から友達と呼べる人が1人でもいたら、私はそれで満足です。
離れ離れになっても、連絡が途絶えない人って本当に縁がある人なんだなと思います。
この経験から、人間関係において直感と違和感を感じたら無視をしないようにしています。
何かを感じた時は人との繋がりに動きがあることかもしれませんから。
相談はプロに頼むこと
うつ病とは孤独との戦いです。
うつ病に対する理解者もおらず苦しんでいる人もいることでしょう。
そういう時は心療内科の先生やカウンセラーに頼るようにしましょう。
専門の資格を持っている人の方が、辛い思いを共感してくれるし、より専門的なアドバイスをくれることでしょう。
私も何かあったら家族ではなく、心療内科の先生に相談するようにしています。
なぜなら、うつに理解がない人に相談して、うつが悪化してしまうこともあるからです。
まだ人と話すことは億劫ですが、自分のぺースでゆっくり進んでいこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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