![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146503207/rectangle_large_type_2_c313f63263e70f514d016d4b4b45a47f.png?width=1200)
サブスペシャリティについて
約1年ぶりの記事です。
時間がなかったのとネタが思い付かず気がついたら一年たっておりました💦
今回は、専門医を取得する前後な話になります。
いわゆるサブスペシャリティについて書いてみようと思います。基本的に初期研修医、後期研修医くらいの先生向けです。専門医お持ちの先生にはあまり役にたたないかと思います。あと私の専門は眼科になるので他科の先生にはあまり参考にならないかもしれません。
以上ご了承ください。
最初に
まず今回な話は眼科における専門分野の取得についてです。専門医くらいまでは眼科一般診療➕白内障手術の研修がメインとなると思います。
その後例えば網膜硝子体、緑内障などの専門研修にうつるか関連病院で眼科一般診療をさらに深めて行くか、研究のために留学や大学院にいく流れになることが多いです。
で、今回は各分野の専門研修について考えていこうと思います。
大きく分けて①いつどうやって決めるの?、②サブスペ研修しなくてもいいの?、③研修はどうやってやっていくの?の3つにわけて書いてみます。
最後に私自身な話も参考に書いてみましたが、垢バレになる込み入った話もあるので申し訳ありませんが有料にさせていただきます💦読みたい方だけよろしくお願いします。
いつ頃どうやって決めていくか
時期ですが大体、専門医取得前後になると思います。
一通りの症例を経験し、自分の向き不向きがある程度わかってくるタイミングだと思います。
大体その時期医局の上司からもそろそろ専門決めたらって声がかかるころではないでしょうか?
決め方ですが、私は「自分のやりたいことをする」これが1番大事だと思ってます。当たり前やん?って思われるかもしれませんがサブスペに関しては医局によってはこれやりなさいみたいな感じに声がかかることもあります。それが自分でやりたいことなら問題ないですが興味ないまたは向いてないジャンルの可能性もあります。
具体的にいうと自分がやりたいジャンルが決まった段階で教授なり医局長に早めに宣言することが大事だと思います。
なぜなら医局の人員にもよりますが、実際その専門分野を行う人はある程度の人数が限られます。技量もありますが実際早い物がちなところが多いです。決まり次第すぐ言いましょう。
サブスペは必ず必要かどうか
散々サブスペについて話してますが、そもそもサブスペって必要なの?っていう意見についてです。
これに関しては私は、「必ずしも必要ない」と思ってます。
施設によっては硝子体、緑内障なんでもできる先生がいてなんでも下にやらす所もあります。もちろんそういった施設で研修し、手広くオペし例えば総合病院の部長などで活躍したり、大学みたいな専門施設じゃなく関連病院で白内障手術と眼科一般診療を行っていくのもいいと思います。
自分が目指す医師像やワークライフバランスを踏まえてキャリア決定するのが大事だと思います。
具体的な研修方法
〇〇を専門にしたい専門研修頑張るぞと意気込んだ段階になります。そこで研修の始め方です。
まず最初にどこの大学病院も各分野のスペシャリストがいて専門研修ができます👍って大体宣伝してますがこれは必ずしも本当ではないです。
硝子体、緑内障は大体専門にやってる先生がいらっしゃると思いますが、例えば角膜、眼形成、ぶどう膜炎、斜視、神経眼科、ロービジョンとかは専門外来は形だけあっても必ずしも第一線で専門にやられてる先生がいるとは限りません。
もちろん自分の医局にその分野の権威がいる場合ははなしが速いです。その先生に師事し、基本から徹底的に教わりましょう。臨床ももちろん可能であれば学会発表、論文発表も進めましょう。学術活動は自分のためはもちろんその専門チーム、師匠の名前も高めます。恩返しだと思って頑張りましょう。
で、問題なのはその領域の専門家がいない場合です。その場合は、国内海外留学をおすすめします。やはり何にしてもハイボリュームセンターで症例を山のように経験するのが大事だと思います。1番は教授、准教授の先生に相談して適切な施設がないか相談、難しければインターネットで調べてみても意外と募集してる施設があったりします。見学を申し込んでみましょう。何にしてもまずは行動です。
最後に
今回はサブスペシャリティについて書いてみました。参考になれば幸いです。X、noteのフォローもよろしければお願いします!
以下有料記事になります。
自分が専門領域を決めた流れとその実際の研修方法になります。一ケースレポートとして興味ある方はお読みください。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?