見出し画像

ドイツ生活172日目 2023/9/1 ドイツ第2の都市ハンブルク

今日は朝7時に起きてケルン中央駅からハンブルク中央駅まで全て鈍行列車で移動する!ICEという新幹線みたいなのを使えば乗り換えなしで4時間くらいで行けるのだけど、遅延は当然&往復3万円以上するので、乗り放題チケットを使って鈍行で行く。

駅に到着したら、なんと電車が発車する時刻の1分前に30分遅れになったと表示された。

ひどすぎる

本来なら30~40分くらいで到着するデュッセルドルフにも1時間以上かかって到着。

まだまだ旅は始まったばかりだ

そして別の電車に乗り換えてドルトムントへ。

サッカーが強いイメージ

ドルトムントは大きい都市だと思っていたが、駅は何だか寂しい感じだった。ホームはたくさんあったので大きい駅なことに間違いはないが、駅を出てもお店が全然見当たらず、駐車場しかなかった。

でも新しい駅にするため改築中らしい。だからかな?

ケルン→デュッセルドルフ→ドルトムント→ミュンスター→オスナブルック→ブレーメン→ハンブルク、というような感じだ。

こんな感じで北上していっている。400km以上の大移動

そして次の乗り換えはミュンスター駅。

まだまだハンブルクまで遠い
これも大きくて立派な駅だった

そして長い旅を終えてついに目的地のハンブルクへ!
ケルンからちょうど7時間かかった。
寝たり、本を読んだり、Wifiのある列車では仕事をしたりすることができたのでなんとかなった。

着いた〜

なんとハンブルクはベルリンに次ぐドイツ第二の都市!
駅も大きく、駅前の商業施設や市街地もすごく栄えていて、道路も広くて大きい!

着いただけでわかる駅の盛り上がり具合
ワクワク

このJUPITERというクリエイティブ施設が面白かった。荷物が重すぎて一階しか見れなかったのだが、面白いアーティストの作品や商品が置かれていた。

街でクリエイターを応援している空気を感じた

バナナの皮で作った素材でできたファッションブランドがあった。

モニョモニョして気持ちいい触り心地だった

そしてブックフェアで配る名刺やポートフォリオの印刷のため、ドイツで初めて印刷ショップに入った。あらかじめUSBに印刷するデータを入れておいて、カラー印刷してもらった。

印刷所で働くのもいいなあ

担当してくれたお兄さんがすごく優しくてイケメンだった。

印刷ありがとう

そして目的地のホテルへ徒歩で向かう。
その途中で見つけた写真展のポスター

美術館もたくさんあるみたい

そしてこれはドイツ人ならみんな知っている、DER SPIEGELという週刊誌の本社!雑誌もあるし、オンラインニュースもある。政治からゴシップまで何でも取り扱うメディアだ。

かっこいいオフィス

そしてホテルにチェックインして、荷物を置いた後まずはブックフェスティバルの会場に向かう。今日はポートフォリオや作品は持っていかず、会場の様子や雰囲気を見るだけにしようと思う。

ハンブルクは港町なので、こんな感じで荷物を貯蔵する倉庫がたくさんある。これは昔倉庫として使われていた建物をクリエイターの作業場所として再利用している場所らしい。
今回のブックフェスティバルもまさにそんな感じの場所が会場だった。

倉庫大きい

そして待ちに待った、ドイツで初めてのブックフェスティバルに入場!
INDIECONという名前のイベントで、Independent Publishing Festival(独立出版祭)がテーマだ。
個人や少人数グループののデザイナー、アーティスト、イラストレーター、写真家が本を個人制作して展示・出品しているのだ。中には出版社や製紙会社なども出展していたが、ほとんどは個人のクリエイターだ。

おおおお
白黒印刷とは思えないほど鮮やかなデザイン
可愛い絵本
金曜日だが人がたくさんいた
早速1冊目の本を買った

早速、優しいおじさんの作家さんとお話しすることができた。明日作品を持っていくので見てほしい、また明日!みたいな感じで約束することができて嬉しかった。土日のほとんどの時間をブックフェスティバルで過ごすことになるので、今のうちにハンブルク市内を見たい!ということで今日は数時間で会場を後にした。

アラビア語で書かれたお酒の広告を発見した。
よく見ると下に小さくドイツ語で「わかった?わからなかった?続きはウェブで」と書かれている。
あえて読めない言語で広告を作ることで興味を惹き、ウェブに移動させようという狙いのようだ。

斬新で大胆なアイデア

今回のホテルはハンブルク中央駅から徒歩でも行ける最高の立地だった。最寄駅はSteinstraße。日本語にするなら「石通り」、という意味だ。まあイメージ的には「石川町」みたいな感じだろうか?

ちょっと臭い

ケルン市内はKVBという運行会社がバスや電車を運行しているが、ハンブルクはhvvという会社のようだ。駅名標や電子掲示板のデザインなども全然違うので見ていて面白かった。KVBは遅れ放題だが、hvvも同じだろうか?

可愛い
ポスター
駅名標
ハンブルク市内の鉄道網。大都市だ

市街地を散歩していたら、列のできているお店があった。なんだろう?と思って覗いてみたらシナモンロール専門店だった。いちごやチョコ、など色んなトッピングのバリエーションがあり、500~600円くらいするちょっと高めの値段設定だがとても美味しそうだった。
店内も可愛いしデザインも商品の見た目も素敵なので、日本だったらもっと行列ができそうだ。表参道にあったら大人気間違いなしだろう。

結局買わなかった
建物が本当に全部大きい

ハンブルク中央駅の構内はこんな感じになっている。全部で14つのホームがある。地下鉄などはこれに含まれない。

人もすごく多い

こんな感じで、上から線路を見下ろせるようになっている。
ケルン中央駅は上に線路があって下が入り口になっているが、上から線路を見下ろすスタイルの方がなんとなくわかりやすい感じがして好きだ。
自分が乗る予定の電車がもうホームに入ってきているかどうかをチェックできるのがいい。

かっこいい

ケルンも大都市なのでたくさんのコンサートや展示があるが、ハンブルクはもっと大きい都市なのでさらにたくさんのイベントが行われる。
ポスターも色んな種類のものがたくさん貼ってあってデザインもさまざまで面白い。

そして今日の夕ご飯は、なんとドイツで初めてスーパーで買った安いお寿司!そして追加で謎の中華料理屋台で焼きそば麺+チキンのお弁当を買った。

これはご馳走だ

お寿司のパックにはちゃんとワサビ、醤油、ガリが入っていた。
もちろん日本で食べたお寿司とは比べられないが、口の中でお魚・お米・醤油・ワサビ・ガリが一体になった時、「ああ、これだ」というあのお寿司の香りというか雰囲気を味わうことができて嬉しかった。

今までドイツで約半年生活していて、寿司に対する関心を失っていた、というか寿司に対する思いを押し殺していたが、なぜかハンブルクに来て突然寿司が食べたくなった。海の近くにいるからだろうか。

そして今回泊まるホテルはこれだ!a&oホステルという名前で、ドイツのチェーンのドミトリーホステルだ。イランの友達がそこで働いていたことがあって名前を聞いていたのでここに決めた。値段もハンブルクのドミトリーホステルでここが一番安かったのだ。

立地も素晴らしい

ベッドメイキングは自分でしなければいけないが、それ以外は普通のホテルとあまり変わらない。ただ寝るだけならこれで十分だと思う。
すごい大きなリュックサックを背負ったバックパッカーもたくさん泊まっていた。

6人部屋に泊まることにしたが、22時になっても誰も部屋に来ない。「もしかしたら1人なのかな?ラッキー」と思っていたらその直後に1人入ってきた。
と思ったら、男性だった。
なんと男女共有の部屋を予約してしまっていたらしい。
深夜にかけて次々と人が入ってくるがなんと全員男性だった。

ガーン

幸運なことにすでにもうシャワーも歯磨きも済ませていたので、すぐに布団にくるまって眠った。友達にメッセージを送ったら、明日フロントに言えば女子部屋に変えてもらえると思う、とのこと。
明日は女子部屋でリラックスできますように…と思いながら眠りについた。

今日のロゴは、REWEというスーパーのプライベートブランド?のja!にしたよ
ja!(ヤー)はドイツ語で「はい」という意味。
ドイツ語を勉強した人が一番最初に習う言葉かも!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?