ドイツ生活 457日目2024/06/15 タイフェスティバル
今日は土曜日！
午前中は図書館に行ってドイツ語を勉強した。
おやつに好物の歌舞伎揚とえびせんべいを食べた。
本当は今日天気予報によると雨が降る予定だったのだけど、気づいたらずっと晴れているではないか。
先輩と明日タイフェスティバルに行く予定を立てていたが、今日にしよう！ということで急遽公園で待ち合わせて行ってみることにした。
たくさんのテントが張られていて、中にはお店が入っていてどこも大盛況だった。
公園の入り口近くにはタイの航空会社のブースや、観光局の人たちがいた。カレーペーストを売っているブースがあったので先輩と一緒に入って味見をしてみた。
グリーンカレーペーストはドイツのスーパーでも結構安く買えるのだが、色々珍しいカレーペーストも売っていたので先輩と一つずつ買ってみた。
タイ料理の屋台がたくさんあった。
食品スーパーも出店していて、タイの食材やフルーツ、野菜なども売っていた。
いいなあ、日本フェスティバルがあったらいいのに！
ドリアンやジャックフルーツなども売っていた。
天気が良くて公園は人で溢れていた。
ベンチやソファ、クッション、座布団、日傘などがたくさん置いてあって、自由に座ったりくつろいだりできるようになっていた。
でもやっぱりみんなカップルか家族か友達グループと来ていて、1人でフラフラしている人は誰もいなかった。
日本でも夏祭りやクリスマスイルミネーションなどでは1人でいると肩身が狭かったりするが、ドイツでもやはりイベントの時はそんな気持ちになりそうだ。私は東京でずっと1人行動に慣れてしまったのでドイツでも結構1人で平気な方だが、一緒に来てくれた先輩に感謝だ。
そろそろ何か買って食べよう、ということでソーセージを売っている屋台に行ってみた。
だいぶ時間がかかって疲れたが、なんとかタイのソーセージにありつくことができた。
いろんなスパイスやハーブが入っていて、すごく強烈な味だった。
タイマッサージのブースもあった。
ステージではタイの伝統的なダンスが披露された。
私はパッタイが食べたかったのだが、すごい列だったので別の料理を注文した。
豚の角煮を揚げて炒めたような料理で、甘じょっぱくて日本人が好きそうな味だ。
さらに公園の奥の方まで行ってみると、タイとは全く無関係なフランス人が自転車に乗りながら歌を歌うパフォーマンスをしていた。
さらにまたタイとは全く無関係なドイツ人達がソーセージやパンを焼いていて、その隣で不用品を売っていた。
タイフェスティバルに来る人は基本的にタイやアジア文化・料理に興味がある人だと思うが、それでもやはりタイ料理が口に合わない人もいるだろう。そういう人をターゲットにソーセージを焼いてドイツビールを売っているのだとしたら、結構賢いと思う。
タイフェスティバルの会場を2周以上してだいぶ楽しんだ後、最後に先輩が「みんなが飲んでるあのココナッツジュースを飲んでみたい」と言ったので、買いに行ってみた。
ガタイのいい男性2人が箱からココナッツを取り出して、すごい大きな包丁で上の方をトントンと叩くように切り込みを入れて、ストローを通して渡してくれた。
初めて飲むのだが、中は本当に透き通った水のようだったので驚いた。
さあ、いざ飲んでみよう！
先輩はストローに口をつけて、ちょっと吸い込んでみる。
「ウエっ！ゲー！！！まずい！！！！！」
「え？まずいの！？」
先輩に聞いてみると、「本当にまずい、何これ！」と言っている。
私も一口もらってみる。
本当にまずい！
なんだこれは！？
私たちのココナッツだけがまずいのかと思って、周りを見渡してみる。
周りの人たちは、ストローに口をつけて飲んだ後も顔色ひとつ変えずに過ごしている。
なんでだろう？
腐っていたのだろうか？
好みの問題とかではなく、本当に飲んではいけない飲み物の味がしたのだ。
そしてお互い確かめるようにもう一口ずつ飲んだ後、
「マジでこれまずすぎ。5ユーロ無駄にしたね」と言って芝生に捨てた。
悲しい。
みなさんはココナッツジュース飲んだことありますか？
美味しいのですか？
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