ドイツ生活354日目 2024/3/2 製本・紙専門店へ
今日は先月ネットで見つけた製本道具・材料・紙の専門店に行くことに!
毎週土曜日の9時から12時までしか開いておらず、しかもしょっちゅう休みなので月に1,2回しかオープンしていないらしい。
ちょうど今日オープンしていて私もザールブリュッケンにいるので行ってみることにした!
大体の材料や道具は日本から持ってきたが、可愛い紙とかがあればいいなと思って行ってみることに。
家の前のバス停からバスを乗り継いで、約1時間ほどかけて田舎町へやってきた。
そしてバス停を降りてすごく急な坂を登って5分くらいしたらお店を見つけた!看板なども出ておらず、知る人ぞ知る、という感じだ。
階段の壁には昔の印刷所?の写真も飾られていた。
いろんな材料や道具が置かれている
なんとお店に入る前の階段の踊り場にも製本用の布がたくさん!
そして階段を登る足音が聞こえたのか、中からおじさんが出てきて「こんにちは!遠慮せず中に入って」と声をかけてくれた。
「何か探しているものはある?」と聞かれて
「いや、見にきただけです」と答えた。
そして3つくらいある部屋を全部案内してもらった。
紙のラック、道具の入った棚で部屋は溢れていた!
オフィス兼お店になっているようだった。
おじさんはお客さんと電話でやり取りしたり請求書をプリントしたりメールを打ったりしていた。
おそらくこうして土曜日の午前中にオープンして個人のお客さんに材料を販売するのはメインではなくて、ドイツ各地の文房具店や製本工房など別の会社に道具や材料を販売するのがメインのようだった。
だからこうして個人が来て中を見たり紙を買ったりできる機会をくれるのはありがたいなと思った。
そんなこんなで1時間半以上お店にいて、閉店まであと30分あるな、、と思っていたらおじさんが来て
「あと5分で娘を迎えに行かないとなんだけど、それまでに決めれそう?」と聞いてきた。
客が急かされるのもドイツっぽくて面白い。
そういうわけで気になった大きな紙を2枚、そして印刷用の紙、あとはアルファベットのスタンプセットを買った。
スタンプセット(小文字・大文字でふたつ買った)が20ユーロx2つ。
あとは紙がそれぞれ約4ユーロ。
あと細かい印刷用紙は「サービスしてあげる」と言って無料にしてくれた。
来週のパリ旅行で写真をたくさん撮って、それを写真集にしよう!というアイデアも浮かんだので嬉しかった。
そのための材料も買うことができたし、アルファベットのスタンプも買えたから今後の制作のアイデアにもなりそうだ。
お店を出たらとても暖かくて天気が良くて最高の気分になった。
こういうお店はドイツのどこにでもあるわけではないと思う。
そんなお店が家から行ける距離のところにあるのが本当にありがたい!
家に帰ったら早速スタンプセットを開封してみた!
絵本を作るときに文字は今まで手書きにするかデジタルでタイプするかの2択だったが、今後はスタンプという方法も増えた!
試しに押してみたらとても可愛かったので、今後何かに使えると思う。
家のポストに保険会社から手紙が来ていて、何か請求されるのか!?と思って怯えて封筒を開けたら子宮頸がん検診の案内だった。
ドイツでは20歳から34歳まで毎年一回子宮頸がん検診が無料でできるらしい。
今度日本に帰った時に自費で受けようと思っていたが、ドイツで無料でできるならありがたい。
そして午後はいつも行かない高級スーパーに行ってみた。
ドイツはチョコレートの種類がすごい。
こんな感じで安めのチョコもあるし、
有機栽培・フェアトレード・高級チョコのラインナップもある。
高級なチョコは1枚2.7ユーロで、400円くらいの感覚だ。
気になったので1枚買ってみた。
よくわからず適当に買ってみて、食べたらすごく甘かった。
ビターチョコにすればよかった、、
環境に気を遣っているメーカーのチョコのようで、外の包装を開けたら薄い透明のフィルムがあるだけで、剥き出しでチョコが出てきた!
なんとこのフィルムはプラスチックではなく植物成分由来の素材らしく、ポイ捨てしても土に還るらしい。
板チョコといえばあの薄いアルミホイルが好きなのだが、それは環境保護の観点から採用されていないらしい。(他のメーカーはアルミホイルだよ)
そして夕方は、前ブルガリアのルームメイトが作ってくれたレモン風味のパンが食べたくなって、レシピを教えてもらって作ってみることにした!
思ったよりも膨らんだ!
遠慮してかなり砂糖の量を減らしたのでルームメイトが作ってくれたものよりは幸福度が低いが、それでも美味しくできた!
夜は限られた材料で適当にご飯を作った。
今日はずっと気になっていた製本・紙専門店に行って色々調達できたので嬉しかった!これからどんどん制作を進めていこうと思う!
どこにいても言い訳せず、自分のやるべきことをやるんだ!
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