ドイツ生活263日目 2023/12/1 外人局との戦い
今日はついに外人局の予約時間!
ついにビザがもらえるのかと思うと嬉しすぎる!!
朝ごはんの後は近くの公園を散歩しに行った。
かなり寒くて長時間の散歩はきつい。
秋の頃は寒くても何分か歩いていれば体が暖かくなったが、この時期は長時間外にいればいるほどどんどん体の温度が下がっていく。
この前この公園を歩いていたら可愛い猫がいたのだが、最近は見かけない。
公園を熟知しているような足取りだったので最初は野良猫なのかと思ったが、とても綺麗だし痩せているわけでもないし人懐っこかったのできっとどこかの飼い猫なのだろう。
1人で近所の散歩に行けるなんて相当利口でないとできない。
彼の飼っている猫には一生かかってもできないだろう。
と思ったら、近くの家にこんな貼り紙がしてあった!
なんと、この猫は賢すぎて家の周りの道路や公園に1人でいることが多く、心配になった隣人たちが家のベルを鳴らすことが多いようだ。
それで飼い主がこの貼り紙を作ったのだろう。
そしてついに外人局の予約時間がきた!!
指定された部屋に入ると、いつもの担当者が私の書類を机の上に乗せて待っていた。
「これ読んで、問題なかったらサインして。」
そう言われて書類をみると、就労ビザの情報が書かれていた。
期間、雇用形態、パスポート情報などなど。
サインして、ついにプラスチックのカードがもらえるのか!?と思ってワクワクしていたが、担当者は白い紙を一枚渡して言った。
「はい。じゃあ今から6週間後にビザのカード受け取りだから。その時はこの紙を持ってきて。」
え!?6週間!?
「え、6週間!?あ、あの、この仮ビザを就労OKなものに変更してもらえたりできますか?6週間も待てなくて、、」
「いや、仮ビザは再発行できないよ。」
「え?あ、あ、、、わかりました。ありがとうございます。」
そう言って呆然とした状態で部屋を出てた。
ビザが下りることは確定しているし、紙を見たらビザの有効期限は今年の11月29日からになっていた。つまり、もう法律的に働いてもOKなのだがビザのカード(プラスチック製の、日本の免許証みたいなやつ)の発行に時間がかかるだけらしい。
そのためだけに6週間働けないのはおかしい。
でも社長はいつも「僕はよくわからないから、何か別のものでビザを証明する場合は常に署名をもらってきて」と言っていた。
そして一度出た後だがまた部屋をノックした。
私の直後に誰も予約が入っていなかったのがラッキーだった。
他の人がいたりしたら諦めてこのまま帰っていたと思う。
「あの、すみません。もう法律的には働いてもOKだと思うのですが、うちの社長がプラスチックのカードを見るまではダメかもというんです。なので、このビザの情報が書かれた書類、写真撮って社長に送ってもいいですか?」
「いいよ」
そして書類の写真を撮って、また部屋を出た。
いや、でも社長だとこの書類だけじゃまだ不安だって言いそうだな、、。
どうしよう。
そしてまた部屋をノックして部屋に入り、質問した。
「何度もすみません。この書類をもって本日から働いてOKだというふうに社長にメールを送って欲しいのですが、、。」
「社長から私宛にメールを送ってくれるように頼んでもらえる?そうしたらそれに対して返信するから。」
「あの、ビザは、、絶対もらえるんですよね!?」
「うん。もらえるよ。」
ということで、結論から言うと現在の状況は
・就労ビザが下りた!!!!(期間は11月29日から来年の11月14日!!)
・プラスチックのカードの発行に今から6週間かかる(職人の手作りか?)
・もう働いてもOK!という証明が今すぐ欲しいなら、会社からメールを送ってくれればそれに対して外人局の公式回答として返信する
という感じだ。
よくわからないけど、前に進んでいる。
ひとまず社長と人事の人に事情を説明するメールを送った。
それはさておき、そのあとは彼と彼のお母さん、ハンブルクから育休で里帰り中のお姉さんとその息子と一緒にデュッセルドルフに行くことに!
レバークーゼンという街の駅で降りた。
レバークーゼンはケルンの隣の街で、サッカーもめちゃめちゃ強いらしい。
そして車に乗って着いたのがちょっと田舎の方にある大きな家具屋さんだった。
彼の猫を実家に預けているときに、猫が玄関の靴箱の中で何度もおしっこをしたらしく、新しい靴箱を買いたいとのことだった。
家具屋さんだが家具だけでなく可愛い小物もたくさん売っている素敵なお店だった。
お目当ての靴箱が見つかったらしく、店員さんに値段だけ聞いて今日は帰ることにした。他にもいろんな雑貨があったので見ていて楽しかった。
いつか私も自分の両親、そして彼の両親のように自分の家(またはアパート)に自分で選んだ家具を運び入れて、そこで生活したい!
その後はカフェでコーヒーとケーキを食べた。
これはピスタチオティラミス!!!
そのあとスーパーに行ったら、チョコレート売り場の広さに驚いた。
ドイツはなんと世界で一番チョコレートの消費量が多いらしい。(スイスというデータもあった)
私はちなみにチョコをそのまま食べるのはそこまで好きではなく、チョコクッキー、チョコケーキ、チョコ餅、などのように何かと一体化しているチョコが好きだ。
家に帰ってからは彼がMaultascheという、パスタ生地の中に野菜やお肉のペーストが入っているものを作ってくれた!
茹でるか炒めるかしてすぐに食べることができるようになっているものがスーパーに売っていて、簡単でとても美味しいのだ。
その後は猫とまた遊んで、1日を終えた。
私が猫じゃらしを使って猫を大興奮させる遊び方を習得したので、それで猫はヘトヘトになった。
いつもは右腕だけだが今日は右脚までも放り出してくつろいでいた。
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