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ドイツ生活207日目 2023/10/6 行動しよう!

一応ビザの申請は終えたし、家主に引っ越すことも伝えたし、できることはやった。
けど、ビザの発給に時間がかかって11月の入社日に間に合わず他の人を探されてしまったらどうしようとか、ビザがそもそも何らかの理由で発給されなかったらどうしよう、、などと色々不安になってしまい少しストレスになっていた。
もしかしたら朝陽が登るのが遅いことも原因かもしれない!
特に緯度が高い国の秋冬は日照時間が減ることで体内時計のリズムが狂ったり、ビタミンDの生成がうまくいかずに鬱になる人が多いのは一般的らしい。

ドイツは緯度がとても高い

ベルギーに住んでいる友達に聞いてみたら、やっぱり冬はビタミンDのサプリをたくさん飲んだりしているとのことだった。あとは月に2回プールに通ったりして運動もしているとのこと。そしてたまには欲求のままに行動するのがいいとのことだった。

欲求のままに…?

そして欲求に素直に従った結果がこれだ。

おすしだ

この前イランの友達と一緒に食べ放題に行ったばかりだが、今回は1人で安いメニューの食べ放題を注文した。安いプランだとエビが食べれないのだが、サーモンがあればそれで十分だ。

日本はおひとり様文化が非常に栄えているので、回転寿司に1人で行くことはあまり難易度が高くないが、ドイツで1人で寿司食べ放題に行くのはなかなかレベルが高いと言えるだろう。
けど、前回友達と行った時に1人で寿司を食べているおじさんがいたのだ。そのおじさんが私に勇気を与えてくれたのだ。

ロープウェイ乗りたい

そしてそのあと両親に電話した。
ビザの申請に必要な大学の卒業証明書、そしてデザイン学校の卒業証明書を取り寄せてくれたのでそのお礼&ビザが下りるかわからなくて不安&いつ引っ越していいかわからない、などの相談をした。

すると
「美月よりも雇用主の方が外人を雇ったことに不安を抱えてるだろうから、もうすぐにでも引っ越して、やる気を見せつけるんだ!」という力強いメッセージをもらった。

確かに、社長に何かビザのことで質問するたびに「〜だと思う。外国人を雇ったことがないのでわからないけど…」と、不安な一言がいつも文末に付いてくる。きっと社長も不安なのだろう。採用通知は出したものの、ビザは降りるのか?引っ越しはうまく行くのか?本当にうちで働いてくれるのか?など、あちらもきっとドイツ人を雇うよりも心配の種は大きいに違いない。

そして社長に電話してみた。
現状報告と、今後の段取りについて相談しようと思う。

私:ハロー!

社:ハロー!

私:この前お伝えした通り、ビザの申請はしました。けど最大6週間と言われているので、どれだけかかるかわかりません。その場合、私のワーホリビザならパートタイムで働けるので、11月からパートタイムで働いてもいいでしょうか?

社:うん、大丈夫だと思う。実は来週の月曜日弁護士とそれについて相談するんだ。多分問題ないと思う。その場合は11月からパートタイムの契約を結ぼう。そしてビザが下りたらそのタイミングでフルタイムの契約をしよう。

私:ありがとうございます!でももし11月からパートタイムで働けない場合は、他の人を探すかもしれないとおっしゃっていましたよね?

社:いや、それはしない。他の人を探すことはしない。その場合は君のビザが降りるまで待つよ。11月半でも、12月でも、ビザが降りるまで君を待つよ!(イケメンボイス)

私:ありがとうございます!

社:一番いいのは、君がすぐに働くことができて、かつ君の生活(住居、引っ越しなど)がうまく行くことなんだ。そしてできるだけ心地よい環境で長く働いてもらいたいんだ。一番ダメなのは、無理やりすぐに働き始めて、いい住居が見つからないまま働くことになって、それがストレスになってすぐに辞められてしまうことだ。だから君は今は住居探しに力を入れて。

私:わかりました!

社長が「ビザ発給が長引いても他の人を探さずに私を待つ」と言ってくれたのがとても嬉しかったし、さらに弁護士が新たに登場したこともありがたい。
私も社長もわからない者同士で相談し合っていたので、ここに弁護士が現れたことがとても嬉しい。

どちらにせよ今の家はもう今月末には出ていかなければいけないのだから、11月から住む住居を見つけなければならない。今週末ネットで探して、来週中に内見に行き、早めに契約し、今月末には引っ越すのだ!

両親と話して喝をもらい、そして社長と話すことができたので少し鬱っぽい気持ちは晴れた。せっかくあちらも勇気を出して外国人を雇ってくれたのだから、こちらも引っ越してやる気を見せるしかない!

うおお

今住んでいる家の近所の家
とても豪華でしょう

夜はスペインに住んでいる大学時代からの友達とテレビ電話をした!
ちょっとお高めのお茶も買って、飲みながら話した。

今月は食欲の我慢はしないことにした

その子が住んでいるのはバルセロナなので、若干緯度が低い。日本で言うと東北と北海道の間くらいだ。なので空を見せてもらったらまだ明るかった。
私のドイツの空も見せてあげた。

秋のドイツの夕方の空は綺麗

その子はスペインで起業するというすごいバイタリティの持ち主だ。毎回電話するとエネルギーをもらえるし、頑張ろうという気持ちになる!
就活やビザの相談にも色々のってくれて、アドバイスももらっていた。気にかけてくれる友達がいるのは嬉しいし、何より学生時代の友達(テニスサークル繋がり)が今でも仲良くしてくれるのはとてもありがたいことだ。

1月か2月にバルセロナに会いに行くことにしたので、それが今からすごく楽しみだ!

夜寒いと言う話をしたら、家主が子供の湯たんぽを貸してくれた。

かわいい

湯たんぽとても暖かかった。

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