見出し画像

"自分"ブランド化に迷走する人々を見て思うことあれこれ

自分をいろいろなかたちで売り出している人が増えたけど、ブランドとしてどのように確立させていくかという部分を理解している人は少ないので、誰もが迷走している感じがする。

あと、(セックスワーカー/ポルノコンテンツメーカーは本職なので別)サブスク型サービスで自分のエロを中途半端に切り売りしている人が驚くほどに増えたが「それであなたの未来はポジティブに変わるんでしたっけ?」という感覚が強い。たぶん中長期的に見てネガティブな影響が出る。
そこまでの未来や影響力を考えて腹を据えていない。
特にエロの安売りは誰にでもできる簡単な方法だ。
インスタントに開始できるそのようなサービスだから覚悟を伴うタイミングがないからだろう。

みんななにもわかってないなと感じる。
結局のところ自分自身をブランドとして捉えてまともに考えて答えを出していない、場当たり的すぎる生き方をしているからなんだけど。
そして、それは致命的だ。

たぶんブランドとして確立していないからブランド毀損という表現はできないんだけど、その人の人間的価値や社会的信用に影響することは確かなのでそれ相応の覚悟をしてやった方がいいよねとは思っている。

まあ、人それぞれの人生があってその生き方を選択するのは自由だから咎められるたぐいのものではないけど、それでももっとうまくやった方が様々な意味での利益にはなると思う。
エロを売るにしても何を売るにしても自分自身を売り出すならば「自分は何者でどんな価値があるんだっけ?」ってよく考えて、一番価値を引き出せる切り口を見つけてからでも遅くはないと思う。
本当に厄介なのは、一旦色がついてしまうことだ。
黄色く色づいたバナナを緑に戻そうったって無理な話で、後は黒くなって朽ちていくだけだ。そこに気づければもっとうまくいくんじゃないですかね?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?