根岸ステークスの展望。平場で使えるデータにも今回は注目!


皆さんこんにちは。

今回は普段マイケルの競馬チャンネルというYouTubeチャンネルでアップしている動画を文章でまとめてみました。

現在パソコンの故障によって動画投稿ができないので、展望だけでも注目してもらえたらと思います。


今回は1/29(日)に東京競馬場で行われる根岸ステークス【G3】の展望です。


1/29(日) 東京11R 根岸ステークス【G3】の展望

<1>予想のポイント

今回の予想では、過去の傾向を参考に3点の予想ポイントを設定してみました。


①2走前までに掲示板を確保している馬

過去5年の根岸ステークスにおいて、好走していた15頭全てに該当していたのが、2走前までに掲示板を確保できていた馬という共通点でした。

このポイントを参考に今回の出走予定馬について見ていくと、

該当馬

エアアルマス オーロラテソーロ ギルデッドミラー ケンシンコウ セキフウ
テイエムサウスダン デンコウリジエール バトルクライ ヘリオス ベルダーイメル
レディバグ レモンポップ

この13頭が該当することになります。

近走の安定感が重要なこのレースでは、近走好走を見せている馬に注目したほうがよさそう。

ということが言えるのではないでしょうか。

今回は予想する上で、近2走で好走を見せている馬にまずは注目してみたいと思います。



②米国型ノーザンダンサーに注目したい!

過去5年の根岸ステークスの傾向に注目すると、

2021:タイムフライヤー(3着)
2019:ユラノト(2着)
2018:ノンコノユメ(1着)、サンライズノヴァ(2着)、カフジテイク(3着)

この5頭を除く10頭の好走馬が米国型ノーザンダンサー系の血統を持っていた馬でした。

米国型ノーザンダンサー系の血統は、軽いダートの東京コースで力を発揮しやすいスピード持っています。

このスピードの裏付けを持つ血統にここでは注目してみたいところです。

ちなみに今回の出走予定馬でこの血統を持つ馬に注目してみると、

該当馬

アドマイヤルプス エアアルマス ケンシンコウ ジャスパープリンス セキフウ
タガノビューティー テイエムサウスダン デンコウリジエール ヘリオス レモンポップ

この10頭が米国型ノーザンダンサー系の血統を持つ馬という条件に該当しました。

過去の傾向からも好走が多い印象なので、米国型ノーザンダンサー系の血統には今回注目してみたいと思います。




③前走の上がり順位に注目してみる

過去10年の根岸ステークスの傾向について、前走の上がり順位というポイントに注目すると、

前走上がり4位以降~
(2,7,4,63) 勝率:2.6% 連対率:11.8% 複勝率:17.1%

前走上がり1位~3位
(7,2,5,35) 勝率:14.3% 連対率:18.4% 複勝率:28.6%

とデータ上では前走速い上がりタイムを使った馬の方が好走傾向。

根岸ステークスは過去のレースなどを振り返っても、差し・追い込み馬の台頭が多いレースでもあるので、今回は前走の上がり順位にも注目してみたいと思います。

そこで、前走の上がり順位が3位以内だった馬に注目すると、

該当馬

ギルデッドミラー セキフウ デンコウリジエール バトルクライ レモンポップ

と5頭がこの条件に該当することになりました。

ここまで紹介した3点の予想ポイントを踏まえて、全ての予想ポイントに該当していた馬について絞り込んでいくと、

・セキフウ
・デンコウリジエール
・レモンポップ

この3頭が好走条件全てに該当することになりました。

この中から今回注目したい1頭として取り上げたいのが、

◎レモンポップです。





<2>注目馬と推したい理由について

今回レモンポップを推しておきたいポイントとして、血統と厩舎データの2つを取り上げておきたいと思います。



1)レモンポップの血統

レモンポップの父レモンドロップキッドの産駒における全ダート成績にまずは注目してみると、

(9,3,1,38) 勝率:17.6% 連対率:23.5% 複勝率:25.5% (2017年~)

と比較的勝ち切りの多い血統であることがわかります。

その中でも牡馬、さらにはダート1400mという条件を加えてみると、

(4,2,0,7) 勝率:30.8% 連対率:46.2% 複勝率:46.2%

とピンかパーの印象を受けるデータとなっています。

ちなみにレモンポップの成績にも注目すると、

ダート1400mで(4,2,0,0)と好成績を残しています。

全体的に小粒な印象のレモンドロップキッド産駒ではありますが、その中でも特に優秀な成績を残しているのがレモンポップだという点は注目しておきたいポイントです。

またレモンドロップキッド産駒の東京ダート成績にも注目してみると、

レモンドロップキッド産駒の東京ダート成績(2017年~)

(8,1,0,13) 勝率:36.4% 連対率:40.9% 複勝率:40.9%

以前このチャンネルで欅ステークスの展望をした際にも語りましたが、レモンドロップキッド産駒全体の傾向からもピンかパーの印象。

その点今回のレモンポップは東京ダート1400mで4勝と得意としている舞台なので、ピンかパーかで言ったらピンの方の成績になるのではないか、そういった印象を受けるデータとなっています。

狙うならばレモンポップ頭固定での狙いがいいのかもしれません。




2)厩舎データ

レモンポップを管理する田中博康厩舎の東京ダート1400m成績に注目すると、

(14,7,6,35) 勝率:22.6% 連対率:33.9% 複勝率:43.5%

と今回根岸ステークスが行われる東京ダート1400mで高いパフォーマンスを見せています。

そしてこのデータを今回騎乗を予定している戸崎圭太騎手とのコンビでの成績として注目してみると、

戸崎騎手×田中博康厩舎管理馬(牡馬)東京ダート1400m成績

(7,1,0,3) 勝率:63.6% 連対率:72.7% 複勝率:72.7%

このデータをまとめてみると、田中博康厩舎は東京ダート1400mを得意としていて、その中でも戸崎圭太騎手が騎乗していた際の成績が優秀。

【東京ダート1400×田中博康厩舎×戸崎圭太騎手】

この組み合わせは平場の馬券でも使えそうなデータなので覚えておきたいところです。

この条件に今回該当しているのがレモンポップ。

コース相性などもありますが、今回はこの馬を頭固定で狙う馬券を中心に買ってみようかと思います。





<3>現段階での予想

◎レモンポップ
〇セキフウ
▲ギルデッドミラー
★バトルクライ
注ケンシンコウ
△テイエムサウスダン
△レディバグ

木曜段階ではこのような予想で考えたいと思います。

あとは当日の気配なんかも気にして馬券は買おうかと。

今回はYouTubeへの動画投稿が出来ない状態だったので、このような形で文章を書いてみました。

普段はこのような展望動画をアップしているので、よければそちらもぜひチェックしてみてください。

では。

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