『遊び』を残して檻から出よう。
秋晴れのパリ郊外の小さな森で。
午後の太陽の光の帯が幻想的でした。
日本の実家にいくつか持って帰った作品の中で、母がこれを一番気に入ってくれて、コリエにしてほしいと頼まれました。
ビーズを繋いでちょうど首のフィットする長さにして、歳を取って後ろ手でネックレスを留めるのがやり辛くなってきたという母のためにマグネットの留め金をつけました。
母が気に入ってくれたのは、こちらの記事の最後でご紹介したビーズ編みなのですが、小さい女の子が喜びそうな可愛いデザインなので、ちょっと子供っぽいかなって思っていたのですが、まさか80歳の母が気に入ってくれるとは思わなかったです。
上記の記事にありますように、自分の感情をきちんとケアして幸せでいることは、世界を変えることに繋がります。
私たちは世の中を良くしよう、困った人を助けようと、ときには自分自身を犠牲にして頑張ってしまいがちですが、そうすることでその苦しい波動は重いエネルギーとなり周りに伝染していきます。
こんなにも一生懸命やっているのに、いろんなことを我慢しているのに、という思いがあると、会社でも家庭でも、そこに澱んだ空気が生まれてしまいます。
その重いエネルギーは、その人にとって一番大切な人に影響を与えてしまうので、夫との関係がうまくいかなくなったり、子供が自分を見失ってしまったりということが起きてしまうのです。
引き寄せの法則などスピリチュアルなことや自己啓発が好きな方が陥りやすい罠なのですが、全てに完璧を求めてしまうと歪みが生じます。
私たちから見て完璧ではなく見えるそれがあるから、世界はそのままでパーフェクトなのです。
子育て中のお母さんなら、お子さんのことで思うようにならないことがあると、この世の終わりかと思うくらい苦しむこともあるでしょう。
全ては愛情からのことで、そして親としての責任感もあり、その気持ちは当然のことなのですが、せめてこうであってくれればと今その子ができないことを強く望み過ぎてしまうと、問題が長引いてしまいます。
ちょっと難しいのですが、ふっと力を抜いてまあいいかと思えたとき、物事は良い方向に動き出すものなので、こうであらねばならないという思い込みを外してみてくださいね。
これは恋愛でも同じで、何歳までにとか、これだけは絶対譲れない条件などと、自分を縛ってしまうと、自分を自分で檻の中に閉じ込めることになってしまいます。
自分では気づきにくいのですが、自由に人生を選んでいるつもりでも、実は狭い檻の中にとどまっている人がまだまだ多いように感じるのです。
檻から出て心豊かに過ごす基本は、遊びを残すことです。
『遊び』とは、機械などに設けられる、操作が実際の動作に影響しない範囲のことです。
車のハンドルにも遊びの部分がないと危険ですよね。
人生全般において、この遊びの部分が大きい人は軽やかです。
余裕があります。
そしてそれは人を惹きつける魅力に繋がるのだと思います。
この記事を読んで、私、もしかしたら檻の中にいるかもと感じた方がいらしたら、まずは片足だけでも檻から出てみてください。
怖いと思っていた檻の外の世界は、そんなに怖くもなく危険でもないかもしれませんよ。
寒さが増すこれからの季節は、これを飲んで乗り切ります!
<追記>
1年前の記事です。
ドイツの養命酒のことを最後に書いておりますが、私の運営する「ミカリュスの魔法の玉手箱」の読者さんたちが、パリで過ごす玉手箱のリトリートに参加してくださったとき、スイス在住の方から、万病に効くという秘密のお酒をいただいたのです。
もうそのお酒が美味しくて、そしてすごく効きそうで、今年の冬はその秘密のお酒をちびりちびりと飲んで、健康に乗り切っていこうと思っています。
元記事:『遊び』を残して檻から出る。(ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱)October 08, 2017 00:04:33 テーマ:気づき
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