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エイブラハムの感情のスケール - 怒りの段階が大切な理由(わけ)


こちらの記事の続きとなります。



エイブラハムの感情のスケールの中で怒りは17番目とされています。

感情のスケール


上の図で怒りより波動の低い状態を見てみましょう。

復讐心とか嫌悪とか嫉妬とかドロドロした感情が怒りより下の段階にあるのにお気づきになりましたでしょうか。


一番低い状態が、恐れや悲しみ、うつ状態、絶望、無力感ですので、それら(復讐心とか嫌悪とか嫉妬)のドロドロした感情も22番の恐れや悲しみ、うつ状態、絶望、無力感よりはマシだということになります。



とても悩みが深い方でスピリチュアルな教えに助けを求める人の中に、この怒りの段階をすっ飛ばして、3番の幸福の段階に行こうとする人が少なくありません。

うつ状態のまま、すべては愛、光、ワンネスと、耳障りの良い教えに安らぎを感じ、自分の中の怒りに蓋をしたまま、


水道をひねったら水が出てくれてありがとう。

朝起きたら太陽がキラキラ輝いていて感謝が止まらない。


と、幸福感に浸ろうと努力します。


たしかに、飲める水がいつでも蛇口から出てくるのは素晴らしいことですし、太陽が昇らないとたいへんなことになりますので、もうそれだけでもすごく有り難いことには違いありません。


でも、自分の心の闇に蓋をしたまま、感情のスケールを上がっていこうとすると、膿を溜めたまま傷口が塞がってしまうので、自分では3番の幸福状態にいるつもりでも、実際は3番から16番の落胆までを行ったり来たりすることになってしまうのです。


今まで、いろいろ学んできて、すごく心が楽になっているのだけど、時々、揺れ戻しが起こってしまうのは、内側にある怒りの感情を悪いものだ、出してはいけないものだと思い込み、蓋をしていて浄化できていない場合がありますので、怒りの感情(怒り以外の感情も含めて)を悪者扱いしないで、ちゃんと受け止めて癒やしてあげてくださいね。


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