楽曲紹介 - ある日
皆様ご機嫌いかが?小林未郁です。
「ウタウワタシ は」の楽曲紹介、この冒頭の書き出しを定型文にしておけば良かったと思う今日この頃です。
Raging
https://note.com/miccabose/n/nd9fe9d74b38b
本日は4曲目です。
【楽曲提供】
実はこちらの曲、アルバム企画を立ち上げる前に楽曲は仕上がっておりました。
三日天下でお世話になっているキーボーディスト、大古富士子さんより「このバンドで演奏したい曲を持って来ても良い?」とご提案があり。
中国ツアーや凱旋ライブも盛んになり、バンドとしての音が生まれていく中、とても嬉しいお言葉で「是非お願いします!!」とすぐにお返事しました。
最初にデモを聴いた時、ななななんとオシャレなのだろう、そしてなんと難しい構成なんだろう!と。笑
私には絶対に思いつかないコード進行でもありますし、これまで書いたことのない音楽ジャンルでしたので、歌うのが楽しそうだなと思いました。
そしてどんな歌声になるのか、新しいものが生まれそうでワクワクしました。
【歌詞】
歌詞は私が書くことになりました。
デモを何度も聴いてイメージを膨らませていたら、まず昼下がりの長い影が出て来たので、影から物語を発想しようと思いました。
相変わらずの内容ではありますが、主人公の彼(彼なのか旦那さまなのか、はたまた2番目にされているのか)に違う女性の存在があり、主人公が独り占めしたくなるお話。
ここで大変だったのが、曲構成がセオリー通りではないので物語の展開を思った以上に早くしなければいけないことでした。
まずはワンコーラス目のメロディを思い出しながら書き、ツーコーラス目を同じ文字数で書き進めていくと、あれ?違う、ここから展開しないと!というトラップがありまして。
このメロディを自分に叩き込むことに少し時間がかかりましたが、書いていてとても面白く、お気に入りの歌詞になりました。
最後は彼の影と、それを踏んでいるツノが生えた女の影が地面に映っている、という絵がいつも浮かんでいます。
いつか誰かにその絵を描いてもらいたいですね!
【レコーディング】
コード進行はかっちり出来ていたので、三日天下でのアレンジはとても早かったと記憶しております。
後奏のボーカルソロ部分はコード進行がコロコロ変わるのでフェイクがめちゃくちゃ難しく、スタジオでアレンジしている時はピアニカで吹いて音階を確認し、富士子さんに弾いちゃいけない音符を確認し、とても苦労しました。
ちょっと自信なくすくらい難しかった。笑
レコーディング中にも富士子さんのアイディアがどんどん出て来て、コーラスを加えたりグロッケン(鉄琴)を加えたり。その場でアレンジしながら音を重ねていきました。
曲を育てていくのも音を重ねていくのも本当に好きな過程なので、とても楽しかったです!
終わってから富士子さんが「歌詞もアレンジも演奏も、全てが理想通りだ」と言ってくださり、とても嬉しかったです。
いつになく柔らかく歌っているので、私自身また一つ新しい歌声が出来たなと思えました。
【ご披露もろもろ】
ライブで再現する時に、何をどこまで?問題が発生しました。コーラスがしっかり入っているので、誰がどこ歌う?という。
リハーサルで何度か入れ替え入れ替えし、私はグロッケンを弾きながらコーラスも担当することになりました。
とても短い曲ながら演奏時は集中力が試される楽曲です。でもコーラスがあると歌ってて気持ちが良い。
出来る限りの再現が出来て良かったです。
大古富士子
・Twitter https://twitter.com/fujikowabi
・Instagram https://open.spotify.com/track/3xlcy5h9UNph0AHCYyKLgW?si=nNM5DjeJTOWVHe--iWQcZQ
「ある日」
それでは次回投稿まで、ご機嫌よう。
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