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2024.6.5+6 アルバム制作 - 「Sei que ganhei」

タイトル発表したものの、何語ですか?と問われそうな。
こちらはポルトガル語です。もっと細かく言えば、ブラジル系ポルトガル語で歌いました。この言語の地域性やグラデーションが興味深くてとても好き。日本語の訛りもグラデーションしていく感じがなんだか好きで。

この楽曲は、「Mika Type は」でお世話になったエンジニアの梶さんにRenato Iwaiさんをご紹介頂いたところから突然このコラボレーションが決まった。新譜の制作に当たり、また色んな言語で歌いたいと思っていて、とお話ししたところ、ご紹介頂く流れになり。
スタジオで一度お会いし、私の曲を聴いてもらったりレナトさんの曲も聴かせてもらったり。そして折角なのでポルトガル料理を食べに行きましょう!という話にもなり、打ち合わせを兼ねて私の好きなポルトガル料理のお店、アルヴォリーニへ。

そこでスケジュールを確認すると、何と私がイベント出演でブラジルに行く時期にレナトさんもブラジルにいる事が分かったので、時差なくやり取り出来る!と安心した。レナトさんは4月は別件の仕事もあり毎週末ブラジルのミュージシャンとスタジオに入るとの事で、そこで新曲デモをあれこれ送るね、と言われ待っていたのだが、なかなか届かない。(これは想定済み)
リマインドしたところ、どうやら別件でトラブルがあったそうで「ちょっと今大変で!」という連絡が。(これもまあ、あるある)
元々5月には日本に戻ると聞いていたので、まあ日本に戻ってからでも良いかと考えていたら「5月日本に帰れないかも!」と追加連絡が。(それは想定外だよ)
ただ、「めちゃくちゃ良い曲出来ました!」とも。(それを早く聴かせてーー)

そうこうしている内に、5月半ばに梶さんから突然都内スタジオに呼ばれる。私にはデータは届かなかったのだが、レナトさんと梶さんが懇意にしているブラジル人アーティストMARIANAさんに新曲が届いたらしい。
そしてどうやらMARIANAさんのギターボーカルで仮歌を録って欲しいと頼まれたらしい。なので私は仮歌データをもらいつつ、ポルトガル語のレクチャーを受けるという流れ。もう言われるがまま。

その後、6月5日に無事レコーディングを。歌のニュアンスや発音チェックでレナトさんに送ったところ、数カ所の発音修正が入り、次の日6日にリテイクレコーディング。何しろ連絡のつかないレナトさんなので、梶さんが連絡取れる時間をレナトさんから聞き出し「必ずこの1時間はスマホ見てね!」と念押し。しかしそれでも、本当に連絡取れる…!?と疑心暗鬼になったが、リテイクデータを片っ端から送り「あ!既読になった!今だ!!」と即電話をかけて直接発音のコツを教えてもらう。そして無事OKを頂き、ボーカルレコーディングは終了。ほっ

この後、MARIANAさんのギター伴奏をベースにアレンジをしてMIXまでやって頂けるという事で、ドキワクで待っていた私。
数日後に「こんなアレンジでいかがですか?」と連絡があり、ルンルンでデータ聴いてみたら、めちゃくちゃ素敵なアレンジ!えーー、ほんと素敵!
ただね…、MARIANAさんのギターどこいったん?

いや凄いな、この自由度。それでも最終締め切りには必ず間に合わせるし、仕上がりが素晴らしいので、これぞアーティストだなと。日本語が通じる方ですが、完全に海外アーティストとのコラボレーションという感じだった。終わってみれば楽しかったな。

ギター伴奏バージョンも、何らかの形で皆様にお聴き頂きたいですね。こちらもとっても素敵なので♪
という事で、写真はMARIANAさんとしか撮れませんでした。


◆Renato Iwai

オシャレな気分に浸ったらいいじゃない

◆MARIANA
昼下がりに珈琲でも飲みながら聴いたらいいじゃない

◆アルバム制作、まとめ読み


◆メイキング

この楽曲のちょこっとメイキングです♪



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