【父入院記録】20240104

16:46 サバス欲しがる、飲んだ
もっと飲むから、起こせと
ベッドの頭をあげたら、起きるという
起こして座ってのんだ

保安工業に行ったという
(病院に)黙ってでた


無茶したらいけん、という

保安工業の車にメガネを忘れてきた、という


御臨終や
トキエよべ、という

すぐ来い、といえ、と

背中もパンパンになってきている

炭酸水(サイダー)を持ってきて、という


17:40 トイレ

あした、葬式やー、という

声はよく出ている


16:43

18:23 退室

18:36 バス



保安工業とは、国家公務員を定年退職後、
55歳で、再就職した会社

40年以上前のことだ

トキエとは、わたしの母の名前
つまり、父の妻。
おくさん

20年ほどまえに先だった。

意識が混乱している
母の名前がでるなど、ひさしぶりだ


病院をぬけでて、会社にいってその会社のクルマにメガネをわすれてきたから、
母に取りに行ってくれ、と伝えて、、、という父の訴えだった

そして、その会社までいってきたから疲れた


妄想、、というのかな
混乱しているのかな


おかあさん、バスでここまでくるの大変よ
もう暗いからあぶないよ

などといって父をなだめた

辛抱強く父の話をきいていたわたし




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