なんだかなぁ

悪いことが連続して起こることってあるよね。ないなんて奴いたらそいつ人間かと疑うレベルでさ。そんな時、「人間万事塞翁が馬」なんて言葉を信じられなくなっちゃう。現実っつーのは、非情極まりねぇ。

今日の俺も悪いこと全開だった。冷凍食品のパックを開けたらその勢いで中身が飛び出して落としてしまったし、バイトのために外に出ると雨が強く湿気が多いせいで眼鏡が曇ってなんも見えねぇ。おまけにコンビニで履歴書をプリントしてたら、そこで買ったペットボトルのお茶をプリンターの上に置いたまま忘れてしまって、そのまま電車に乗ったから後戻りも出来なかった。このうちのいくつかは俺自身に非があるが、誰に非があったからといって悪いことに変わりはないので悪いことカウントする。

こう悪いことばかりに出くわしていると、そりゃあ人生嫌にもなる。世の中滅んじまえとか、あいつなんか死んでしまえとか、自分すらも死んでしまいたいとか、そういうことを考える。この間もクソ野郎のフォロワーがそんな風にメンヘラってだ。昔の女を思い出したんだとかなんだとかで。だけど、そんな風に考えても、生きるのをやめないのである。これは自殺が怖いとか、自殺する勇気がないとかじゃない。ただうっすらではあるけど、「明日はきっといいことがある」という精神を心の奥底に持っているのである。

大抵の心の問題は、一晩寝りゃ解決する。例外もあるけど、大体はそうだ。そうすれば、ある程度心境がリセットされた状態で明日を過ごすことができる。そしたら、今度はいいことがあるんじゃないかと思えてくる。理論としては成り立ってないな、だって俺馬鹿だもん。でも、こうすれば、生きていくのも悪くないと少しは思える。まだ20歳なのに、最愛の祖母より先に死んでしまっては勿体ないし、面目がつかない。

精神科に行ってセラピーを受けろだの言う人がいるけど、心の問題で医者に金を払いたくはないし面倒くさい。というか、中学生の頃カウンセリングを受けたけどクソだった経験があるのでそういうの信用してない。だから信じるのは自分。精神科の先生全員を敵に回したような気もするけど、こういう生き方してる人がいたっていいだろ?そうでなければ面白くない。

それでもやっぱり、悪いことが全く起こらない場合がある。そりゃそうだ。そんな時は、さすがの俺でも1人ではやっていけない。お袋や祖母に電話する。お袋とは、実家で一緒に住んでた頃はギスギスしててまともに悩み相談もしなかったが、俺が家を出て離れると関係がだいぶ穏やかになった。一緒に居すぎるのはよくないと学んだよ。祖母とは大の仲良しだ。俺、おばあちゃんっ子でな。

例えば、バイトで嫌なことがあった時。仕事柄、お客とのコミュニケーションは避けられないんだが、嫌な客ってのはいるわけで、そんな時にここでは言えないような暴言チックな愚痴をお袋に聞いてもらう。お袋も医療事務の仕事してて、嫌な客の話のネタをたくさん持ってる。俺の悩みをちゃんと理解して聞いてくれるから嬉しいもんだぜ。

そんな風にして、俺は今日も生きている。かなり無理矢理な感じもするし、心の余裕もあるかと言われればぶっちゃけない。でも、こうしてギリギリ生きているみたいな状態が、一番「生きてる」って思えるのかもしれない。退屈よりもスリリングな方が生を感じられる、生々しいほどってか?

それではまたnoteを書きます。


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