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詩 アナザー・ワン


詩 アナザー・ワン


 よどんでゆく清水しみずから
 きれいな部分ぶぶんだけすくっても
 もとのきみのかおもどらない
 おかされた記憶きおくから
 純粋無垢じゅんすいむく気持きもちだけようとしても
 にごったのはわたしだから
 もうにどと もと感慨かんがいもどらない
 それでも
 よどみとにごりに
 すさんだひとみてても
 んだ空気くうきもとめて
 べつかわさがしてしまうんだ
 あたらしいものを消費しょうひすることを
 かえしてしまうんだ
 手元てもとったすべてのものに
 べつ必要ひつようなにかが
 つかるていますように
 いてかれたことへのうら
 りにすることへのいた
 つらぬかれながらつらぬいて
 かつてにらんだ
 おく気味ぎみ同情どうじょう
 ただ ゆるしてしいという傲慢ごうまん
 いていく
 出会であいとわか
 救済きゅうさい消費しょうひ
 たったひとときだけ
 かけがえのないもの







LANDMVRKSの楽曲『Alive』の影響を強く受けています


Do you ever find another one?
Do you ever feel alive?
Oh, alive
Oh, alive

 代わりの何かは見つかったのかな
 生きているって実感できたのかな
 生きているって
 生きているって

Alive - LANDMVRKS (訳はみかづき星雅)