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自分の居場所の作り方 (2)

今回私が選んだ本は【自分の居場所の作り方】である。
“仕事とプライベートがうまくいく!”のサブタイトルに目を惹かれ、思わず手に取ったのがこの1冊だった。
自分の居場所について特段悩んでいるわけではなかったが、30代に突入してから幅広い層の人脈が増えてきたという現状もあり、自分自身の立ち振る舞いを見返すきっかけやヒントになればと思い読み進めてみることにした。
すると、自分の居場所がなくなる要素の中に、私が普段何気なくやってしまっていた行動があることに気付き、すぐに反省をすることとなった。

それは “ちょっとした約束を守らない” ことだ。
私の場合、この“ちょっとした約束を守らない”に当てはまる行動というのはプライベートの約束で、時間にルーズになりがちになってしまうことである。
気を付けなくては・・・と思ってはいる反面、仕事じゃないから叱られないだろうという状況を悪用しており、タチが悪い。
だが、自分が同じように扱われていたらどうだろうか?
約束相手がもし遅れて登場したとしたら、私はきっとこう思うだろう。
“この人は自分に甘い人間なんだろうなぁ〜” と。
私が他人にそう感じるということは、他人もまた、私の行動を同じように感じているに違いない。

また、自分のことを軽く見られているような気持ちにもなるだろう。
親しくなればなるほど、些細な約束になればなるほど、ついこのような行動を取りがちだ。
だが、そもそも約束事に大小をつけることが良くない。
どんな相手だろうとその有限な時間を私のために使ってくれるのだから、こちらも相手を大切にするのは当然だ。
仮にこの気持ちが相手に伝わらなかったとしても、約束を守るという行動は無駄にはならない。
なぜなら、その行動を繰り返すことで、約束を守る自分が当たり前の状態になるからだ。
つまり有言実行できる自分が手に入るのだ。
そう簡単に積み上がるものではないかもしれないが、やってみる価値はあると思っている。
まずは明日、知人との約束を時間通りに、いや少し余裕を持って到着したいと思う。

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