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行きたいところに向かうのだ!

日々の営業をこなしつつ、毎日図面と睨めっこしている。
今持っている道具を絵に描いて切り抜いて、次の物件にパズルのようにはめていくのだけれど、スペースが半分くらいになるので、当然はまらない。

家を建てる時も同じようにパズルをしていたのだけれど、一から建てるので家具に合わせて壁の長さを変えたりできた。そりゃそうだ。

先日、冷蔵機器屋さんに冷蔵庫類のメンテナンスを兼ねて見てもらった。長年使っている道具達だけど、移動したら保証はできないとのこと。
以前の場所から使ってきて、7年前に移転してきた時はなんとか持ち堪えてくれた。おかげで今までやれたのだから、みんな引き連れて行きたいところだけれど、モノたちにも限りがあるのだ。
でも迷っていたら、崖がやってくる。

旅にでるように、必要最小限を選ぶことにし、配置をざっくりと決め、一旦休業する時期も決めて、それに向かってエンジンをかけた。(あくまでも自分の中で)
誰かが決めてくれるわけではない。自分が動かないとなにも始まらない。

と言いながらも、先日の取材の原稿チェック、レシピ&コラムの仕事もある。
スイッチがはいっているものだから、それらの向き合い方にも熱がはいる。
原稿の直しをし、レシピを仕上げて、メールで送ったら。ライターの方から「細やかに書いていただいてありがとうございます。」レシピの方も「すごい!感動しました。」とのお返事。

なんか、めっちゃ嬉しい!
「雑で適当で鈍臭い私」って思っていたけど、失敗に失敗を重ねて、山を越え谷を越え、ドラブルだらけの人生を生きているうちに、細やか!なんて言われるなんて!「よっしゃ。私はめげない。やる時にはやるぞ!」と思えた。←(これも自分で褒めて自分で前を向くってやつ)

子供の頃、「大自然の何もない大地に立って、何もなくても楽しめる自分になるんだ!」と思ったのを今でも自分の基本形になっている。
そのネイティブスピリットを感じられるような場所にしたい。

流れに身を任せつつ、行きたいところに向かうのだ。ベクトルは自分の中にある。

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