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メッセージは隙間にひそんでいる。

日曜日の夕方からのライブかぁ〜。お店の営業があるから無理だなーと諦めていた大貫妙子さんのライブ。
5月の終わりにカレンダーを書きながら、ふと「あ、6月末でお店を閉めたら行けるやん!」と思いついて決めた閉店日。いつもきっかけはそんなもん。
離婚の時も届けを用意しながらなんとなく放置していて、「あ、今日は夏至かぁ。一番好きな日だから出しに行こう。」てっ決めた。

ひと月の間にいろんなことをどんどん決めて、解約や契約の手続きをし、自分なりにこっそりと且つドラマチックに閉店し、今はひたすら片付けている。

そして決め手になった先日のライブの日。ステージの彼女はとってもチャーミングで魅力的。ミュージシャンをバックに楽しそうに歌う姿はとても輝いていて、うれしくてたまらない気持ちになった。
ライブの最中、歌っている姿を自分に重ねて、「これこれ!これや!これがええねん!」って思った。
自分がここにいるために物事を動かしたことが正解だと確信できるそれは、世の中のあれこれを超えるアナザーワールドなのだ。

年齢のことは気にしたくないけど、60歳で家づくりにとりかかり、できたと思ったら、今度は62歳でお店作りにとりかかるなんて、自分でも想像していなかった展開に、不安になる時もある。まわりを見渡しても、どんどん仕事を辞めて行く年齢でもある。だけどトキメキはとめられない。こっちの方がいいと思ったら行くことしか考えられなくなる。

しかし、あのでかい店の片付けはなかなかの肉体労働で、毎朝筋肉痛。ありがたくお手伝いに来てくれている友人たちも平均年齢60歳オーバーという面々。気持ちはみんなロック🎶こんな私のために時間を作って来てくれる。ほんまに感謝の日々。「ひとりでやる!」と言いながらみんなが来てくれなかったら無理だった。
そういう私を知ってくれている面々たち。まるで「ピーターと仲間たち」←(大貫妙子さんの今回のツアータイトル)だな。

今後、どうするの?いつオープンするの?と聞かれるけれど、なにせ片付けないと先が見えないので「わかりません。ごめんなさい。」としか答えられないのが現状。
とりあえず、一段落したらワークショップの準備をして、頭を切り合える予定。レリッシュでのカレーパンづくりのワークショップは18日と23日。

その合間にお片付けの続きをするので、オープンはまだまだ見えない。
楽しみつつ、タイミングを掴んでいこうと思う。

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