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初めての猫

前記事で紹介した子猫との詳細を載せていこうと思います。

父の猛烈な反対を押し退けなんとか迎える事になった三毛の子猫。

早速母とその保護主さんに連絡をすると先住猫が限界でできるだけ早い方がいいと言われ、その週末に行くことになりました。

急いで母とトイレやご飯・お皿を買いに行きました。
あの時ほど週末が楽しみだった日はありませんでした。

毎日毎日画面越しで見ていた猫、引っ掻かれても噛まれても大好きな猫、猫、猫!!

ついに週末になり隣の県まで母と受け取りに行きました。

心臓がうるさいくらい鳴って、何度も何度もサイトのやり取りを見返しながら待ちました。
しばらくすると小さなカゴを自転車に乗せた女の人が前に止まりました。

当時反抗期で普段横柄な態度の私でしたが、その時ばかりは背筋が伸び、笑顔で挨拶をしました。

その保護主さんは拾った経緯や病院には連れて行ったことなどを簡単に説明すると手紙を差し出しました。

「この位しか出来ないけど」そう言って拾った日から記録が細かく書かれていました。

声が出ないと慌てて病院に連れていってくれたこと、ただ鳴きすぎて声が枯れていたこと、ノミやダニのことや毎日の体重。ご飯は何をあげていたか。

9年たった今でも大切に取ってあります。

無事に猫を受け取り一安心すると、母と私は急にお腹がすき、コンビニのホットスナックを急いで食べて家に帰りました。

ずっとずっと飼いたかった猫につけた名前は
「こむぎ」
帰ってから何度も何度も呼びました。

今では呼ぶと小走りで「ニャー!」とやってきます。今でもうちの子になってくれて嬉しいって思います。

長生きしてね。


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