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あの決断から12年。私たちは幸せに暮らしている

ちょっと今日は
過去の自分の話をしてみたいと思う。

今日は3月11日。
12年前に東日本大震災があった日だ。

当時の私は福島県に在住。
夫の両親、祖母と一緒に暮らしていました。

私はずっと都心近郊に住んでいて、田舎とは
無縁の生活。

夫と結婚、出産を機に福島に移住。
かなり勇気のいる決断でした。

慣れない場所、友人もいない、歩いていける範囲にお店もない、窓から見る景色は一面の田んぼ。

のどかでとてもいいところです。
でも、今までいた環境から変わりすぎて、何をするにも前向きになれず、ただただ育児と家事をする毎日を過ごしていました。

そんな私の唯一の楽しみが実家への里帰り。

何かと理由をつけては
横浜の実家へ行かせてもらっていました。

ちょうど震災があった日も
わたしと長男は実家へ里帰りをしていました。

家族の幸せを優先してくれた夫


地震発生後、携帯はつながらなかったので、急いで公衆電話に行き夫を連絡をとった。なんとか安否は確認できてホッとした。

ただ家は屋根の瓦が落ち、リビングの大きな窓が割れ、食器棚から落ちた食器が散乱。

私と長男が主に過ごしていた部屋も大きな本棚が倒れ大変なことになっているのを聞いた。

しばらくは帰れる状況じゃないからと、そのまま実家に残ることになったのです。

そしてそのまま福島に戻ることはなく、夫も仕事を辞め横浜へ移住しました。


その時の話をすると、壮大なストーリーになるのでまた書きたくなったら(気まぐれかよ!)このnoteに綴りたいと思います。


1つ伝えたいのは
移住を決断をしてくれた夫への感謝。

その決断をしてくれなかったら
今の私たちはない。

色んなものと引き換えに、家族の幸せを優先してくれたことに改めて感謝を言葉にして伝えてみようと思いました。

言わなきゃ伝わらないからね!


今日はこの辺でおしまい!



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