みなかみにいるすごいYouTuber ラマ先生にインタビューしてみた!後編
ラマ先生のインタビュー、後編です!
まだ前編を読んでいない方はぜひ前編からチェックしてください♪
<みなかみ町について>
N:みなかみ町のスキー場について、「ここは他のスキー場に負けないよね!」っていうところを教えてください。
平間さん:まず一つは雪質だと思います。群馬って内陸じゃないですか。海が遠いんですね。後ろに清水峠をはじめ2000m級の山が控えてるんですよ。でその2000m級の山を越えられる軽い雪が 日本海側から大量に降る町なんですよ。この町の雪は、質が高いんですよね。北海道に負けないと思ってます。北海道に行くと感動するんですけど、みなかみの雪もすごい。固く締まった、滑るのに適した雪から、降った時はすごいパウダースノーになので、そりゃ人集まるわと。
N:雪質プラスアルファ、なにか望むものってありますか?
平間さん:みなかみ全体をブランディング化したほうがいいと思ってます。白馬っていっぱいスキー場あるんですけど、「白馬」がブランドなんですよ。町も飲食店多かったり、人が集まってきてるから活性化されていて。村全体がリゾート。リゾートビレッジていうんですか。観光と村が一体されている。
みなかみの素晴らしい雪とか、”みなかみ”っていうブランドを高める必要があると思う。だってみなかみだけですよ、群馬で北関東で、最北端で、「みなかみ」って天気予報に出てくるのは。みなかみと言えば天気予報にでてくるあのみなかみねっていう感じで、他に「じゃあみなかみといえばなに?」っていうと雪、山、川、アウトドア、温泉、とか。
古くてもいいんですよ、変にリゾート化しなくてもいいんですよ、人が新しくなれば。リゾート感をだせる施設じゃなくてもいい、迎える側の人間がリゾート感を出せる付加価値のあるサービスを提供できる町になればいい。「みなかみ行くとすごい気持ちいいよね、どこいっても」って。
N:そのほかに、平間さん目線でみなかみ町が、”どうなったらもっとよくなる”か、または”ここを変えて欲しいな”という点はありますか?
平間さん:宅地がないんですよね。仕事をする土地も宅地も本当に少なくて。そういう整備に町が進んで取り組んでくれれば、受入れ・移住してくる人たちの受け入れも容易になるだろうし。
N:土地や建物は多少あるんだけども、移住をしてくるだけの理想の土地とか建物がなかったり、理想の場所に宅地がない、ということがありますよね。こんなにいいロケーションなのに建物立てられない、とか。
平間さん:そうそう。やっぱり人だと思ってますから。町にいい人材、雇用を生む人たち、産業を作る人、なにかを発信する人とか、人が集まり始めて、次の産業が動き出して、そこにそれを目当てに人がくる、という流れだと思う。そこをもう少し町が・・・「町が」「町が」というといつまでも「待ち」になるのでいやなんですけど、だから自分で積極的に動いて。
僕一人で始めた今の会社、今、スタッフ10人いるんですけど。10人ともみんな群馬の子じゃないんですよ。群馬県民じゃない子たちが、「SUPやりたい」「スノボやりたい」っていって集まってくれてるから。それがまず叶えられるようにその環境整えて、生計を立てられるように会社をまわして。そこではじめて人が増えるし、動くし。ていう感じですかね。人が集まって、受け入れる人が増えて、若い担い手とか、感覚が新しい環境とか新しいニーズ・デバイスに変えられる頭の持ち主が集まらないと。
別荘とかシェアハウスとか、ワーケーションという言葉に始まって、もう都心に住む必要性がなくなってきている、逆に危険だと感じる人がいたりとか。今がチャンスだと本当に思っています。今人が動き始めるこのタイミングで、観光だけじゃなくて人を受け入れられるように。
<SUPや平間さんの会社R-LABOについて>
N:SUPは何月からはじまるんですか?
平間さん:4月の最初の土日から始まって、昨シーズンは11月の2週目までやったので、長いですよ。冬より長い。みなかみのグリーンシーズンは長いです。
N:ほんとにここ最近SUPの成長率が伸びていて、町中でも、いつもR-LABOさんの車をよく見かけます。
平間さん:ほんとうに多く来て下さってますね。SUPは自分でやるスポーツなので、奥が深い。ラフティングと違うところは、レジャーだけじゃなくて、自分で技術を身に着けて達成していく楽しさを感じられるスポーツ。そのスキルでみなかみをベースに、いろんな川にいって、体験することができるんですよ。みなかみでSUPを体験してくれた人は、ここのローカル意識が強くなって、すごい利根川とかみなかみを愛してくれるようになるんですよね。それがすごくいいなと思って。やばくないですか、だってレジャーしに来てそこの自然を好きになってくれるって。
いいこと言いたいから言ってるんじゃないんですけど、幸せになりたいんですよね、あたし。幸せになる手段としてスノボやSUPを使っている。スノボSUPでどうやったら幸せになれるかというと、”楽しい”が必要で。技術を高めるには”楽しい”をエンジン・ガソリンにして回していく継続行動のほうが継続されるんですよね。
人生の中でつらいこと・苦しいこととか、病んじゃうようなことがあっても「週末スノーボードがあるから」って。「週末SUPがあるから仕事今頑張れる!」みたいな、人生の豊にするもの…つらいとき救ってくれるものに、このスポーツをしてあげられるのが僕らの仕事。うちの会社の理念が“楽しいの共有”なんですけど。楽しいの共有ができるのであれば手段はなんでもいいと思っていて、そのメインの手段としてスノボ・SUPを使っているのが、うちの成り立ち。だからもう、「SUPとスノボないと生きていけない」となっちゃってもいいんですよ。それで仕事が頑張れて、家族が笑顔になれたり、本人が苦しくてもスノボSUPさえあれば頑張れるみたいな。そういう、ふうにしていきたい。そういうふうに導きたいし、案内したい。ていうのが目的です。
若者が、この国で自殺者ナンバーワンなんですよ世界で。やばくないですか。それコロナよりヤバくないかってあたしは思ってるんですよ。死んでる数が、コロナより自殺のほうが多いんです。で、なんでそっちのほうをもっと取り上げないのかな。そっちのほうが緊急事態じゃないかって自分的には思うんですけど。やっぱ病んでるし苦しいし一人だし、虐げられてるし。そういうのをちょっとでも楽しいがあれば踏みとどまるんじゃないかなって。
すみません、話がでかいけど。
好きなものや好きなことができる環境がないから病んじゃうんじゃないかなって。とりあえず楽しいことが1つでもあれば自殺みたいな道を選ばずに踏みとどまったりとか、そもそもそんなこと考えなかったりとかするんじゃないかなって。働く意欲もわくじゃないですか、もっと楽しいことをしたいって。きれいごとではなく、本当にそう思っています。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
インフルエンサーの平間さんの魅力、さらに伝わりましたでしょうか。
インタビューを通じて、みなかみに関連することだけでなく、平間さんが思っていること、考えていることの深いところまで教えていただきました。
平間さんがこんなに人に影響を与える存在である理由は、根底に優しさがあるからなんだろうな…、とKは思いました。
人生の中でつらいことがあったとき、救ってくれるような場所って、きっと誰もが求めてますよね。”楽しいの共有”が理念なんて、なんて素敵な会社なんでしょうか…。私も、もしつらいことがあったらSUP体験させてもらいに駆け込もうと思いました…笑
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【R-LABOさんHP】
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