美愛

エブリスタで、ホラーやミステリー小説を書いています。 コミカライズ 復讐ー硝子の絆ー【…

美愛

エブリスタで、ホラーやミステリー小説を書いています。 コミカライズ 復讐ー硝子の絆ー【作画:田村紘一 先生 ネーム作画:さたん先生】(めちゃコミック) ペナルティスクール【作画:山崎京先生】(双葉社) 間違いだらけのシェアハウス【作画:森埼りつか先生 /peep】(ぶんか社)

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『霊能サークル』あらすじ

安城大学の霊能サークル部員は夏休みを利用して、人が消えるという噂がある廃村に調査に行った。だが勇気は風邪をひいて行けなかった。廃村に向かった部員のうち2人は記憶喪失、3人がまだ帰ってないという連絡が勇気に入る。勇気と幼馴染の茜は3人を救出するために廃村に向かう。廃村にある小学校の音楽室は悪魔の世界と繋がっていた。勇気はもう少しで悪魔の世界に吸い込まれそうになったが、無事に脱出する。勇気は霊能の師匠である祖母に協力を頼む。 その後、勇気と茜は3人を助け、記憶喪失の2人の呪いを解

    • 『霊能サークル』第2話

      小学校は電気も壊れていて真っ暗だ。そこかしこに蜘蛛の巣があり、床をネズミやゴキブリが走り回っている。 茜はリュックから懐中電灯を出して、前を照らした。 「太一、彩人、加奈子」 茜と一緒に3人の名前を呼ぶが返事はない。 低級霊を祓いながら1階を全て回ったけど、強い悪霊の気配を感じる事はなかった。階段を上って2階に行く。 「茜、強い霊力を感じる、気をつけろ」 2階を少し歩くと、さっきまでは感じなかった強い霊力を感じた。そして、その霊力が強い悪霊以外に、禍々しいものがいる気配

      • 『霊能サークル』第3話

        茜が俺の胸に手を当てた。茜の温かい力が俺の身体に入ってくる。 俺は少しずつ自分が回復していくのを感じた。 「これがヒーリングか?」 山岡刑事が茜に聞くと、茜は「はい、そうです。私には戦う力はないけど、霊能者をヒーリングする事が出来ます」と答えた。 「太一君の声が聞こえないという事は太一君は穴の近くにはいないという事だな? 太一君より先に彩人君を探すべきか……」 山岡刑事が穴の方を見ながら言った。 「彩人は太一より前に穴に吸い込まれました。その後、私が吸い込まれそうになっ

        • 『霊能サークル』第1話

          「勇気、今日、霊能サークルのメンバーが帰ってくる日だよね?」 幼馴染の谷田茜がベッドで寝ている俺に声をかけてきた。 「そうだよ。夕方には帰ってくると思う」 俺、三輪勇気は安城大学の霊能サークルのメンバーだ。 一昨日から、霊能サークルのメンバーは九州にある廃村の調査に出かけてる。もちろん俺も行く予定だったけど、2日前に高熱が出て、泣く泣く諦めたのだ。茜は俺が熱が出たとラインをすると、「私、勇気のお見舞いに行く。廃村には行かない」と言って、俺と一緒に廃村行きをキャンセルした。

        『霊能サークル』あらすじ

          「告白する前に死んだ俺は……」本編

          登場人物 田中竜馬(たなかりょうま)中学一年生  斎藤未来(さいとうみみらい)竜馬の同級生                     斎藤武(さいとうたけし)未来の叔父で霊能力者 明日こそ、未来に告白するぞ! 俺はそう決心しながら、道路を渡っていた。信号は青だ。それなのに、俺の目の前に車が迫っている。俺は死ぬのか、まだ12年しか生きていないのに。目をギュッと閉じた瞬間、俺の身体は宙に投げ出され、思い切り地面に落ちた。すごい痛みと共に、俺の意識は失くなった。 俺が目を開けると、

          「告白する前に死んだ俺は……」本編

          「告白する前に死んだ俺は……」あらすじ

          中1の田中竜馬は、同級生の斉藤未来に告白する前日に交通事故で死んだ。竜馬(霊)が自分のお葬式を見ていると、未来が竜馬が好きだったと言いながら泣いている。竜馬は未来の側にいるが気づいてもらえない。四十九日の法要のあと、天使が竜馬を迎えにくるが、竜馬は拒否した。未来の叔父の斎藤武(霊能力者)は竜馬が見える。武は竜馬に莉奈に思いを伝える協力をするから、悪霊退治を手伝って欲しいと言った。2人は協力して悪霊退治をする。その後、武は竜馬に「このままここに残れば悪霊になる可能性がある」と言

          「告白する前に死んだ俺は……」あらすじ

          アファンタジア

          初めまして。美愛と申します。 私の趣味は小説を読む事、書く事です。 小説投稿サイト『エブリスタ』に小説を投稿する様になって7年以上経ちました。 その前はホームページを作ったり、プログを書いたり、ゲームにはまったり、色々な事をしてきたけど、1番長くて3年しか続きませんでした。 正直、エブリスタでの小説の投稿がこんなに長く続いているのは自分でも驚きです。 きっとこれからもずっと書いていく気がしています。 ここからタイトルのアファンタジアの事ですが、皆さんはアファンタジア

          アファンタジア