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「絵本日記」【PING-あなたの こころの つたえかた】


PING―あなたのこころのつたえかた―

作 アニ・カスティロ
訳 内田也哉子
発行所 ポプラ社

「ねぇ、いきるってさ・・
ぼくらは ピンッって するだけ 
ポンッと するのは あのこしだい
ピンッと きみが
ポンッと あのこが
ピンッ きみが なげる 
ポンッ あのこがかえす
きみが めいっぱいの えがおを みせたら 
あのこは どんな かおを みせるかな?
もちろん、 あのこの すてきな ポンッを おもいえがくのも いい
でも、 わすれないで。あとのポンッは あのこしだい。」(本文より)

ピンッ。ポンッ。のリズムが気持ちいい絵本。

放った言葉はいつかブーメランのように自分に返ってくる。
そんな表現を聞いたことがある。

いろんなピンッの方法がある。
歌にしたり、ネットを使ったり、絵にしたり、言葉にしたり。
楽しい、うれしいポンッは言うまでもない。
ときに思いもしなかったポンッがきて独りになりたいと思うことがある。
誰にでもあると思う。
でも、相手を思ってのピンッならば、時間はかかるけど・・・
いずれ糧となって吸収されると思う。
それを何度も何度も重ねていくと
今までよりももっと強く、優しくなれると思う。

お花畑的思考と笑われるかもしれませんが💦
そう思っていると心地いい。
前向ける。

ピンッするって大切。ピンッしないことには何も始まらない。