はじめまして

 このnoteには、サビアンシンボルの解釈を中心に書き進めたいと思っています。

 私は2018年から太陽星座占いのその先に興味を持つようになりました。
 そして、占星術の一つの観点として、サビアンシンボルという、
1925年にアメリカでエルシー・ウィラー(エリス・フィラー)さんによってはじめて言語化された12星座360度それぞれのイメージに沿った不思議な詩の群に出会いました。

 この詩はホロスコープを読み解くのにも、星座の世界を探るにも、なかなか有用に思われて、言葉もとっても不思議で、一周で一つの環をなぞるようで自分で意味を考えてみるのは面白いんじゃないかなとひそかに思いを温めていました。

 この詩の解釈はマーク・エドムンド・ジョーンズ(マーク・エドモンド・ジョーンズ)さんをはじめ、
ディーン・ルディアさんやリンダ・ヒルさんなどなど、
日本では直居あきらさんや松村潔さんをはじめ、
重鎮から占星術に携わる方が既になされてきています。

 たくさんの先行研究がなされている中で自分の感じた感覚的な要素も大事にしたいので、エルシー・ウィラーさんの資料と思われる、松村潔さんがご自身のHPで公表されている一覧表の英文を原文として、
ディーン・ルディアさんの影響を受けている、リンダ・ヒルさんの著作(鏡リュウジさん監訳)『サビアンで読み解く運命辞典』と英和辞典を主な参考文献とするに留め、
日本語訳を考えるところから自分の感じるままに一つ一つの度数に込められた意味や12星座の機微の流れを心を込めて掬っていこうと思います。

 12星座の意味というか、世界の切り取り方の一方法として、
占星術やサビアンという面白い世界があって、それに対して
見空はこのように思ったのだと感じていただければ幸いです。

 心に届きますように。 2020.1.31(2020.2.1一部修正、2020.2.5再修正)