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Let's 海洋ゴミ削減!~ゴミ拾いボランティアへの参加方法と参加した感想をご紹介します~

こんにちは。ONE PIECEが大好きなMiyukiです。最近はゴミ問題に関心があって、色々調べたりしています。今回のnoteでは、ゴミ問題解決に向けて行動した過程や、green birdを利用してゴミ拾いボランティアに参加したお話をしようと思います。

【ゴミ問題への興味】
まず、ゴミ問題に興味を持ったきっかけは、レジ袋有料化です。気づいたら、コンビニでもスーパーでも「レジ袋は有料ですがおつけしますか?」という声を聞くようになり、自然とエコバッグを持ち歩くようになりました。

でも、エコバックを作る・輸送する時に排出されるCO2と、レジ袋を作る・輸送する時に排出されるCO2ってそんなに差があるのかな?とか、結局ゴミ捨てする時に使ってるのはプラスチックの袋だよなとか、色々疑問に思うことはあって、もっとゴミ問題について知りたい、と思うようになりました。

【海洋ゴミとその害】
調べるうちに、海洋ゴミが生態系に被害をもたらしている、もたらそうとしていることを知りました。例えば、アホウドリが海に漂流しているゴミを誤って食べてしまい死亡したり、海底の植物の上にゴミが蓄積していくことで、光合成ができなくなり環境悪化に繋がったり、様々な悪影響をもたらしています。そしてその海洋ごみの約80%が陸から来ているということも知りました。

詳しくはこちらから

【どうすればいい?】
ではどうしたらいいのか?考えました。結論として、海洋ゴミの80%が陸から来ているのなら、陸のごみを無くせばいいのでは?という考えに辿り着きました。そして、陸のゴミを無くすにはやはり沢山の人手が必要なので、まずは自分の周りの人に協力を仰ぐことにしました。私が取ったステップは2つです。

STEP 1
ゴミ拾いを行うにあたって、どんなことが気がかりとなるかを知るために、約70人にアンケートをとりました。

質問)あなたが清掃活動を行おうとしたとき、または清掃活動にボランティアとして参加しようとしたとき、気がかりなことはありますか?

集計結果)
1位 清掃活動のボランティアへの申し込み方が分からない
2位 どこに拾ったゴミを捨てれば良いか分からない
3位 どこでゴミ拾いすればいいか分からない

STEP 2
1番疑問の声が多かった、ボランティアの申し込み方法を紹介します

ということでここからは、ゴミ拾いボランティア団体であるgreen birdとボランティアに申し込む方法について紹介していきます。

【green birdって?】
皆さんgreen birdって聞いたことありますか?私は今回調べるまで知りませんでした。

green birdとは“KEEP CLEAN, KEEP GREEN.”を合言葉にしている認定NPO法人によるプロジェクトです。『「ゴミやタバコをポイ捨てしない。」と<宣言>すれば、誰もがgreen birdのメンバーです。』と謳っている素敵なゴミ拾いボランティア団体です。green birdの一員として活動しているチームの数は、2006年は10チームでしたが、2020年には72チームとなりました。

詳しくは、こちらをご覧ください。
greenbird|グリーンバードとは? - ゴミ拾いボランティアのNPO

【どうやって申し込む?】
続いて申し込む方法をご紹介します。主なステップは4つです。

①green birdのホームページを開く
②メニューにあるスケジュールをタップする
③自分が住んでいる地域の近くで活動しているチームを見つけ、リンクをタップする
④参加フォームを記入

いかがですか?いかにゴミ拾いを楽しくやれるか試行錯誤しているチームが沢山いて、スケジュールを見てるだけでワクワクしてきませんか?

【green birdを利用した感想】
(どんな人が、どれくらい参加していたの?)
最後に、実際にgreen birdを使ってゴミ拾いに参加した感想を共有したいと思います。私は関東地方のとあるチームのゴミ拾いに参加しました。朝10:30-11:30までの短期集中型のゴミ拾いで、集まった人数は16人くらいだったと思います。駅員さんや学生さん、社会人やシニアの方など幅広い世代が集まっていました。

(持ち物は?)
green birdを象徴する緑色の爽やかなビブスと、yogiboとコラボして作られたトングと、燃えるゴミを入れる用の紙袋と、燃えないゴミを入れる用の袋が配布されました。驚きだったのが、ゴミ袋がプラスチックではなく、食べられなくなったお米を使って作られた袋だったことです。

(ゴミ拾いの前に)
そして、ゴミ拾い開始前にそのチームのリーダーさんからお話がありました。30歳くらいのエネルギッシュなリーダーさんだったのですが、その方の第一声が「このチームはあんまり真面目にゴミ拾いはしません笑」というものでした。私も含めて皆さんポカンとしていましたが、その発言にはきちんと意味がありました。

リーダーさんの言う「真面目なゴミ拾い」とは、決められた時間決められた場所に各々散らばって黙々とゴミを拾うということでした。でも自分のチームはお喋りしながら、楽しくゴミ拾いをすることをモットーにしているんだとのことでした。そうすることで、見ている人たちもゴミ拾いをしたくなるかもしれないでしょう?と仰っていました。また、人通りが多い時間帯に敢えてゴミ拾いすることは、ポイ捨てをしにくい環境を作ることに繋がると仰っていて、なるほどと思いました。

(ゴミ拾い開始から終了までの流れ)
そして、2つのグループに分かれてゴミ拾いを始めました。休日に自主的にゴミ拾いしに来たという素敵すぎる高校生や、熱中症にかかりがちなのに頑張って参加したという大学生、最近道路にゴミが落ちているのを見かけるから参加した、というカフェ巡り好きな社会人の方とお話ししながらゴミ拾いしました。1時間はあっという間に過ぎ、もう一方のチームも帰ってきました。「このゴミはどうするのですか?」と伺うと駅の収集所に持って行き、処分するとのことでした。

かなり長くなってしまいましたが、こんな感じです。少しでも皆さんがボランティアに参加される時の参考になれば嬉しいです。


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