揺り籠から墓場まで【詩】

子供の頃の思い出は
鮮明に覚えてる
今日あったかのように
覚えてるよ

子供の頃で時空は
止まっている

大人の頃の思い出は
すぐに忘れる
今日なかったかのように
忘れるよ

大人にこれ以上
なれそうにない

大人から赤子へ
だんだん
戻っていくよ

何もできなくなるよ

もうこっちへおいでよと
母が呼んでる