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詩集

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2023年 詩集

人情味青白い鼻先 冷血な顔色でも 人情に染みたとき しみじみと 頬が紅く染まる 血色がよくなる 雪解けの春の頃 平和のシンフォニー武器を捨て 楽器を持とう 音楽はどんなときでも 平和の味方だ あなたとわたし ともに平和を奏でよう きっと素敵な音色で 地球を救えるに違いない 薔薇色の悲劇君への思いが溢れ出る 君は妖艶なしぐさをする 妖しい美しさに惑わされる いやいやむしろ惑わされたい 君の香りに酔いしれる 君は妖美な微笑みを浮かべる 甘い香りに騙されて いや

2022年 詩集

光と影みんなの黒い影におびえてる みんなが怖くて 恐怖が肥大する 影がこくなる 太陽の光は眩しい 人混みの中で こころ大切なものがなくなった 大事に大事にしてたのに 喉が渇いた たくさん水を飲んでも 瞳は乾くばかり 雨が降ってきた 私のかわりに空が泣いてくれているようだ その日から私は雨女 雨が降ると思い出す なくなったものが見つかった それは「私のこころ」 季節はずれの花寒い冬に季節はずれの不思議な花が何故か咲いている まだはやいよと言われながら…